プロレスが真剣勝負だというのは素敵な嘘です。
サーカスの見せ物から始まったといわれるプロレスは、超人格闘舞台とでも呼びましょうか、真剣勝負ではありません。もちろん真剣にやっていますが、いかに見せるかに重点が置かれています。
でも、だからこそいいんです。真剣勝負なら駆け引きは面白いですが技は無難なものになっていきます。バクチがそうは打てませんから、デメリットの少ない技が重宝されるからです。
プロレスは筋書きがあり悪役もいる。阿吽の呼吸で喰らう方も受け身を取っていて大技が出せる。それがおもしろいんです。筋骨流々の大男が人とは思えねぇ大技を繰り出して喰らった方も立ち上がって来やがる!それがプロレスなんです。
ある意味、サ○タ○ロース(夢ある子供のために伏せ字にします)に近いでしょうか。夢のための嘘。知っている人は知っている暗黙のルール。川口浩探検隊の方が近いかもしれませんが、そういうものなんです。
何より、プロレスならではの美しい技を堪能するだけでも楽しいと思うんですよ。
そんなプロレスも最近は番組がほとんどなく、テレビ観戦派としては寂しい思いをしています。視聴率低迷ですぐに切るのではなく、ファンを開拓する努力も必要ではないでしょうか。
秋雨の季節になりました。雨の日は大変冷え込みます。ひと月前まではまだ暑い日もあったのに、秋は過ぎるのが早いです。
雨が降ればワイパーですが、発車してからしばらくは駐車中の雨が天井にたまっているので、ブレーキを踏むとフロントガラスに流れ落ちてくるのです。滝を見ているようで楽しい。それをワイパーでまとめて拭き落とすのもまた壮快。
後続車は確認していますが、ついついブレーキを踏む足に力が入ります。
ざざーっ、すぱっ、ざざーっ、すぱっ
楽しいです。
木曜のNACK5「The Nutty Radio Show 鬼玉」という番組で、司会の玉川美沙さんが小さい頃、恐らく小学生の頃に映画「エマニエル夫人」をこっそり見たという話をしていました。
ちなみに第一作の公開が1974年。テレビ初公開は1979年のテレビ東京「木曜洋画劇場」で、これは同番組の歴代最高視聴率(22.5%)を記録したそうです。
この方は1971年生まれとのことですから、このテレビ初公開時に見たとすれば8歳の頃の話になります。8歳で女の子がこっそりこの映画を見るのねえ…と妙に感心したりもしましたが、それは置いておいて。
一番興味を引いたのは、記憶の中ではエマニエル夫人が座っていた籐の椅子がもっと大きかったような気がした、と言っていたことです。子供の頃の記憶の補正というのは自分以外のものにもかかるものなんですね。何となく自分の周辺だけのような、特にテレビのような一方向メディアでは起こらないような気がしていました。
或いはそれだけ見入っていたということでしょうか。
2000年より毎日のように稼動しているKV-21DS1が19日、ついに壊れてしまいました。電源を入れると斜めに何本もの緑色の線が走り映像の色もおかしく、電源を切ったらもう音は出るものの映らなくなっていました。スタンバイランプは数回の点滅をした後消えてしまい、再投入後は点滅しなかったので回数は不明(3~5回のいずれかと思われますが)。
というわけで20日に修理に出してきました。
その間の代打として、実家の自室で再び登板していた、残りの手持ちで唯一のS端子対応品であるPC-TM151を持ってきて、実家自室の代わりはその前に使っていたCZ-605Dが久しぶりに動いています。CZ-605DはRGB端子破損のジャンク品を自分で修理した思い出の品です。ちなみにX1やX68000とはついに縁がありませんでしたが。
何やらディスプレイテレビばかりですね。売ってしまいましたがMDT151Xをサブで使っていたこともありました。たしか最初のステレオテレビとしてCZ-605Dを購入しまして、さらにその前はCZ-6TUというRGB用テレビチューナーをPC-KD863Gに接続していました。これが最初のテレビ環境。
CZ-605Dがジャンクでスピーカーがなかったため、このPC-KD863Gのスピーカーを流用しています。耳が肥えた今となっては音が良くないので交換予定。
アナログ停波まであと4年あります。薄型テレビも期待の新方式がようやく姿を見せ始めたところ。アナログの間はブラウン管で、KV-21DS1で何とか乗り切りたいものです。
最近のコメント