寂しさ

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生きるということは時間を進むということ。
永遠でない時間を削ってゆくということ。
生まれ、成長し、成熟し、老い、死ぬ。
先に生まれれば先の時間を進み続けていく。
必ず終わりは訪れる。

親と接していて、最初に一抹の寂しさを覚える瞬間というのは、力比べで勝った瞬間だと思います。
絶対の存在である親に、まず力だけでも勝つことは、幼年期の終わりを告げる儀式の一つです。

そして女性であれば嫁いだ時が次の寂しさでしょうか。
その次は、働いていた親の退職や引退。
それに前後して…親の老いを見た時。

ただの衰えならいいのですが、認知症の兆候というのは衝撃を受けざるを得ないものです。悲しさ、寂しさ、焦り…。
還暦ををそれほど過ぎていないのでやや早いです。鬱を患っているのでそちらの影響でしょうか。

しかし対処すれば進行を遅らせることも、場合によっては改善することもありますから、早いうちに対策を講じられるようにするとしましょう。

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