霧!氷!

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2月13日は一日中、小雪が降っていました。気温は久喜のアメダスで0~1度。

そして夜、遠出をする必要が出てしまい、一路南へ。フロントガラスからガリガリと氷を落とし、モラージュ菖蒲の横から国道122号バイパス、蓮田で県道3号栗橋線というルート。以下は全て国道122号バイパスでの出来事です。

霧!
深いところでは300mほどで信号さえも見えなくなる濃霧。ライトで真っ白、かつその周りは真っ暗。

凍結!
霧を抜けると、反対車線からこちらのガードレールに突っ込んだ事故車がいました。こちらには上り坂、その車からは下り坂。ゆっくり迂回してすぐ、エンジンの回転音が上昇、体感速度低下、車体の挙動に乱れ。スタッドレスでも滑る時は滑るものですね。
さらに別の場所では路肩に不自然な止まり方をしている車がいました。仕方なく車線変更をしようとすると、路面の微妙な凹凸でまた挙動に乱れ。

さすがに肝が冷えました。完全な雪道や至る所が凍結しているのなら、全員がゆっくり走るのでむしろ安全ですが、局所的な凍結は後続車のプレッシャーもあるため、マイペースを維持できる人でないと危険です。

CERTUMでコード署名

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UAC.png無料でexe等へのコード署名ができないものかと思ったら、Thawteが個人向け無料サービスを昨年10月に終了してしまっていました。

何とかならないかと探したところ、オープンソース開発者向けに、ポーランドUnizeto社のCERTUMが無料サービスをしていることがわかりましたので、申し込んでみました。詳しくはこちら

Code SigningからMicrosoft Authenticodeを選択、Issueを購入します。アカウントを作成して個人情報を入力。Companyは"Open Source Developer"とします。なお電子メールアドレスは必須で、これはexeファイルの署名にも入ります。

支払いをSpecial Offerとし、その右のOffer Codeに"Open Source Developer"と入力して手続きを進めます。

翌営業日にでしょうか、向こうからメールが来るので、身分を証明できる書類をJPEGででも添付して返事をします。
日本語がわかる人がいないとのことで、運転免許はダメでした。パスポートは使えます。

書類が受け付けられるとIDが送られてくるので、指定されたURLで入力すると証明書ファイルを受け取ることができます。
あとはこれをVisualStudioのSignTool等に渡してやれば署名できます。

signtool sign /v /ac (証明書ファイル名) /s my /n "(名前)" /t http://time.certum.pl (実行ファイル名)

この辺に書いてある例の改変ですが、タイムスタンプ取得はVeriSignのままで通ったりしますが、各証明書の発行元が用意しているものを使います。

自分のプログラムが出すUACダイアログが黄色から標準のものに変わるのは妙に嬉しいですが、上記の通り電子メールアドレスが晒されることになるため、spamが多い昨今ですのでソフト配布の際にはご注意ください。

ルート証明書を諦めてよいならCAcertを利用するのがよいのでしょう。

シンボルマーク

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jal_ana.pngJALが破綻しました。

とりたてて思い入れはないのですが、初心に還るという意味でも期待することが一つだけあります。鶴のシンボルを復活させてほしいのです。
あれは円形の中に翼を収めた非常に完成度の高いデザインだと思うのですよ。

そしてANAにはダビンチのヘリを復活させてほしいです。羽田~九州便のB767に復活したものがあるらしいですが、こちらは愛着があります。
直接もそうですし、RPG「ザナドゥ」のトレーニングステージで空を飛んでいた、という間接的なものもあります。

toshiba_pioneer_yamaha.png社名ロゴを変えるのは必要な場合もあります。さすがに例えば筆記体の東芝マークは歴史より古めかしさが強いです。
しかしシンボルマークはあまり変えないで欲しいと考えるのが、ある程度の時間を見た人間の感覚です。良い歴史は捨ててはいけないように思います。

パイオニアも音叉Ωマークを捨てないでほしかったです。撤退したKUROは画質だけでなく音質も評価されていました。手元にPC用スピーカーが一つ残っていますが(MPC-PS30)、これも小さいのに良い音でした。音叉マークはパイオニアの音に対するこだわりを表していると思います。

音叉といえばヤマハはルーターのような音響無関係でも、頑なに同じマークを使い続けており、私はそれが好きです。ヤマタのルーター、いずれ使ってみたいですね。

斬撃ZANGEKI

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zangeki.jpgいやもう、低予算映画です。ちなみに原題は"AGAINST THE DARK"

何かよくわからない治療法のない感染症で人々がゾンビ化、とある病院の生存者が脱出するために出口を求めて彷徨う、と日常的なゾンビ映画です。
そこに救助活動をしている民兵組織「ハンター」が合流する、というのだけが付け加わっています。もちろんセガールたちですね。

まず、前半が退屈です。拳銃すら持たない全くの一般人ですから仕方ないのかもしれませんが、それこそ女優の胸ぐらいしか見所が...。B級ホラーにしては女優が普通に綺麗なので、それはそれで見所ですが、ゾンビが少ないのは考えもの。

後半はテンポも少し良くなりますが、何しろシーンが暗すぎるのでよく見えませんでした。照明を完全に落とせない映画館だったせいもあるのでしょうが。
セガール演ずるタオが剣を振り回すのはもちろん、両手ナイフのタガート(タノアイ・リード)も格好良かったので、もうちょっと堪能したかったところ。

娘ソフィー(アンドレーア・ウングレアヌ)が理性あるゾンビになったという外科医サージョン(クローデュ・ブリュオント)のシーンは、この映画に少しだけ個性を与えています。しかし他の感染者からサージョンを守れるほどの戦闘力を持つソフィーは、戦闘シーンもないまま退場してしまいました。
時節柄、子どもが死ぬシーンは映せなかったのでしょうが、バイオハザードのアリス的なものを多少は見せてもらいたかったものです。

ひたすら脱出するために進むのみと進行は変化がありません。単にゾンビの数が増えていくだけです。別に第三勢力が干渉してくるわけでもなく、ラスボスがいるわけでもなく、これはさすがにいただけません。
また登場人物が分断されている時間が長すぎ、位置関係が把握しづらくなっています。観客を混乱させるのは良くないです。

軍の空爆予定時刻が迫るのも、当事者達は知らない話なので、「しむらーうしろうしろ」的に観客だけが緊迫することを強いられます。登場人物達が急いでミスするぐらいの描写は欲しかったです。

この世がゾンビのものになったら我々の方がモンスターだ、とか思わせぶりな台詞もありますが、恐らく深い意味はあまりなく、もちろん伏線はほとんど回収されず。
バイオと設定が被ってでも、やはりソフィーは人体実験の産物だった方がとも思いますが、投げっぱなしのB級臭も乙なものなので、問題ないかもしれません。

爆撃のために出てくるF-15は低予算っぷりが際立ちます。離陸は恐らく資料映像か何かの流用でしょう。飛行中はCGというか、迂回する理由もない目標地点への巡航中に急旋回する意味はないのですから、普通に飛ばせてあげてください。着弾シーンに至ってはもう痛々しくて...。

前半さえ何とかなれば、もう少し良いB級映画になれたかもしれませんが、ごらんの有様だよ!

パンフレットを買えなかったのが心残りです。ネットオークションに出品されないですかねー。

2012

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2012.jpgまた...最終上映でした...。病気ですね。
見てる最中は楽しい作品でした。リアルタイムの迫力では優れているということで、それは間違いありません。以下は、思い返すとつまらないなあ、という視点によるものです。

マヤ歴が云々するので、例えば時空転抄ナスカのような、こてこてに中米っぽいシーンが少しはあるかと思ったら、全くありませんでした。集団自殺のテレビニュースぐらいでしか映らなかったのではないでしょうか。

いつも通りストーリーは希薄ですが、致命的なのは、2012年という数字の必然性が全く表現されていなかったことです。
例えば1999年は、少なくとも20世紀終盤にあってはそれだけで説得力がありました。日本では五島勉由来のノストラダムスの存在もありましたので尚更です。

しかし2012年というマヤ歴の終わりは知名度が低いため、ある程度の時間をかけて端々で取り上げ、重みを持たせなければなりません。限られた尺の中で一つの設定に説得力を持たせるのはホラー映画が得意とするところですが、せっかくのバックボーンが数字に過ぎぬままとなり、ただのパニック映画になってしまいました。

せめてマヤの神殿の地下から地殻の崩壊が始まるぐらいはできたでしょうに、ストーリーは何故かインドから始まり、崩壊の始まりはアメリカでした。そして方舟は中国。超大国の世代交代を暗示しているつもりでしょうが、地球の核が熱せられているなら全世界同時が自然ですが、このご都合主義にハリウッドの悪いところが見えてしまいます。

CGも見飽きた動きで興醒めするところもありました。サンピエトロ大聖堂の崩壊が最たるもので、作為的なローアングルの画面を埋め尽くす、微妙に浮いた巨大物体でシーンの最後を締めるのは、そろそろ止めにしてほしいものです。
不自然に鮮やかすぎるのも相変わらず。これは特撮のB級映画でも時々あった傾向で、技術より作り手の問題でしょう。本作だと例えばハワイのシーンは煙っていなければなりません。

地割れのヒビの表現にしても、何だか卵の殻が割れるようで厚みが感じられませんでした。ナイフで切ったようにスパスパ裂けるほど地面は固くありません。車で逃げるシーンでは、それが気にならないぐらい全体の動きも複雑で迫力がありましたが。

危険だったけれど無理して助けられる人を全員助けました、というよくあるハートフルなシーンで目論見通りに感動する以外は、スピード感しか取り柄がないようなものでした。パニックものにしても薄すぎないでしょうか。

残された人を収容するのも、30万人全滅のリスクを考えると甚だしく疑問です。「子どもにどう伝えるのか?」似非ヒューマニズム極まれり。ボランティアもそうですが、やれる範囲を超えたものに手を出して自滅したら誰が幸せになるのでしょう。
「ジオブリーダーズ」11巻に「行動が美しいからって結果が常に美しいとは限らない」という台詞があります。正義の味方を「一人を助ける為に九十九人を死なせる人」とする辛辣な論評に続くシーンです。絶対に勝てるならともかく、と。

あそこに少なくとも1隻分10万人が残っていたわけですが、助かるはずの30万人をも全滅させるリスクを背負った葛藤は描かれていませんでした。少しでも助けようとするが、もう間に合わなくて収容しきる前に断腸の思いでゲートを閉じるぐらいすべきです。
何しろ全世界で何十億人もが、ほとんど描かれずに死んでいるのですから、その程度はしないと、わずか数日であらゆる生命が死に絶えていく、大絶滅が目前に迫っているリアリティがありません。

船尾ゲートが閉まらず、主人公ジャクソンが命がけで直すのも、自分らが壊したのだから独り相撲だよね、とツッコミできてしまいます。
また海賊ラジオ局のチャーリーが作ったと称するアニメで強引に観客への解説をするあたり、SFの説明は苦手なのかもしれません。

ラストシーン、アフリカに行こうとなるのはミトコンドリア・イヴ的な繰り返しなのでしょう。また視点の高度がどんどん上がって映る地球の大陸はパンゲアでしょうか。終わり方だけは悪くありませんでした。

Firefox 3.6とJava Console

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JavaConsole.pngFirefox 3.6がリリースされました。

使っている拡張機能の中で、Basics、Irvine Context Menuが対応していませんでしたが、install.rdf書き換えで暫定的に動作しています。
IE Tabはそれだけでは動かず、Coral IE Tabに移行しました。

拡張機能にJava Consoleが複数表示されてしまいました。Javaの最新版以外はアンインストールしてあったのですが。
C:¥Program Files¥Mozilla Firefox¥extensionsを開くと、{CAFEEFAC-0016-0000-00xx-ABCDEFFEDCBA}のようなフォルダが複数あり、中を開くとどれもJava Consoleと書かれたinstall.rdfがありました。このフォルダ群の最新以外を削除すると直りました。

フォルダ名は4番目の数字がJavaのバージョンを表しているようで、17なら0017となります。Java5なら2番目が0015でしょうか。
例えばJava(TM) 6 Update 17だけを残した場合、{CAFEEFAC-0016-0000-0017-ABCDEFFEDCBA}以外を削除することになります。

Windows 2000 on Windows 7

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Windows 7 x64は至って快調ですが、Win98がサポートに含まれる古めのゲーム互換性に難があること、太古の16ビットアプリが動かないことなど、弱点もあります。

TrueType SDKと「蒼い海のトリスティア」で必要に迫られましたので、VMWare Player 3.0でWin2000を入れました。

ところが、そのWin2000上でWindows Updateをかけようとすると0x800c0002のエラー発生。どうやらIE5.0だとダメらしくIE6に上げることで回避できましたが、それなら事前にバージョンをチェックして適切なメッセージの一つも出せばよいのに、不親切なことです。

「蒼い海のトリスティア」はWin7 x64上では、視覚テーマを無効にすれば起動はするものの、遠からずフリーズしていました(10回ほど試してオープニングが完了しないぐらいの頻度)。VMWare上ではさすがに何ともなく動いています。

PS3上置き台

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PS3はps3_ps2.jpg使い甲斐のあるハードウェアですが、デザインに問題がありすぎると思うのです。

筐体が曲面で構成されているため、上にものが載せられません。

では他のAV機器の上なら良いかというと、奥行きの狭いDVDプレイヤー等の上に載せた場合、脚がかなり奥側にあるため、下に置かれた機器を大きく邪魔してしまいます。

ということで、やはり小さめの機器を上に載せる方が取り回しがよいので、台を作りました。

そこそこの硬さの板を用意し、高さ10mm程度のゴム足を付けるだけです。この写真では30cm×20cm、3mm厚のアクリル板を使っています。ある程度の水平を出そうとした場合、ゴム足の位置に注意。これは16cm強の間隔になっています。

新年月食

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2010eclipse.jpg
2010年元日に月食がありました。1月1日早朝の月食は有史以来初めてということで、寒い中この珍しいイベントを眺めていました。

午前4時22分、食の最大より1分前ですが、Optio555(1/1.8型CCD)の最大ズーム39mm、F4.6解放、1/500秒の手持ち撮影です。いい加減K20Dを使おうよ自分...

概ね目立つ天体には神格が当てはめられるため、日食も月食も呪術的には凶兆を意味することが多いようです。即ち神様が人間から隠れてしまう→神様が人間を見放してしまうからです。

年初で月読命にそっぽを向かれてしまったこの年は、どんな1年になるのでしょうか。

ジョバンニ、お父さんが

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アニメ「とある科学の超電磁砲」の変態キャラ、白井黒子(cv:新井里美)が老け声だとしてネット上で話題のようですが、確かにダミ声に近く若手声優には珍しい声でした。

ババア声だとか、からかわれているのか貶されてるのか愛されてるのかよくわからない評価になっていますが、私は別の可能性を見てしまいました。

堀絢子

猫アニメ「銀河鉄道の夜」のザネリ、「トムとジェリー」のジェリー、「ムーミン」のミイなどを担当された個性ある声優さんですが、新井里美は後継者になれるんじゃなかろうか、と思うのです。この3作品、全部人間じゃないですね...

いわゆる萌えアニメ全盛の中にも、こうした可愛い声ではない個性派が活躍できる場があり続けてほしいと願います。
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