CUE to CCD Converterの不具合

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Virtual CloneDriveに音楽CDのイメージをマウントする場合、CCDに変換しなければなりませんが、Audiograbber日本支部 Vector前出張所で公開されているCUE to CCD Converterにちょっと不具合があるようです。

CUEシートの各トラックにINDEX 01の有無が混在していると(ギャップ無しのトラックがあると)、そこで長さが倍になってずれてしまいます。とりあえずINDEX 00の行をコピーして01にしておけば(同じ時間の01を挿入すれば)回避できました。

ISO以外のイメージは使用頻度が低いので改めて探していませんが、SPTDを使わず広告も入らずCUEだけでもサポートした仮想ドライブがあれば、こうした手間はもちろんかかりません。

PX-760Aで認識できないCDがありまして、オフセットずれを回避するためEACで吸い出して仮想ドライブ経由でiTunesにインポート、なんて病的な作業をしている最中に発見したのでした。

userscripts.orgがポート8080へ

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Greasemonkeyのスクリプトを公開しているuserscripts.orgに繋がらないと思ったら、ポート番号が8080に変わったようでした。

userscripts.org:8080で、後は今までと同じディレクトリで閲覧できます。
フィーチャーフォンの回線だとドコモメールは使えないのですねえ。

ホーキング宇宙を語る

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高校1年の頃にハードカバーを買って放置していましたが、少し前にふと思い付いて実家から持ってきました。もう四半世紀前ですねえ...。

相変わらず電車の中でしか読書する習慣がないため、なお手が付かず。ところが地元の古書店に文庫版がありまして、何となく入手して読んでみたら面白い。

序盤が科学史で、ここがとっても万人向けです。一人残らず読んでほしいぐらいに、科学者が何をどう考えたかを追えて、とてもリアルな感じがしました。歴史の授業も誰が何をどう考えたかがわかると面白いと言いますが、まさしくそれです。

つまり、数式は意味がある、ということです。人間的な意味。例えば投げた石が描く軌道は放物線として数式にできますが、瞬間の位置も、速さも、軌道全体も、人間は本物の石を想像しながら理解する、ということです。

想像することで、今度はその数式でどこまで表せるかがわかってくる。それによって、新たに何がわかるようになったかが把握できる。つまり、科学が進歩したということです。

この段階は想像こそが重要で、数式に代入すべき値は具体的でなくて構わないのですが、すると...万有引力の法則をあれこれ想像することで、宇宙が収縮するかもしれない、なんて話になるのだそうで。

高校の物理の授業でさっと触れられて終わってしまうあの単純な式が、宇宙物理学の転換点の一つだったなんて、それを知らずに終わることは、ひょっとして理科離れの原因の一つではないか、などと余計な心配をするぐらい衝撃的でしたよ。

誰が何を発見したことで新たに何に関心が行ったか。科学史の楽しさというのは、ここにあるように思いました。数式を詰め込むだけじゃ絶望的に何もかも足りない。理科にも副読本が欲しかったですね。科学史は絶対に楽しい。

ところで、理論物理学者と数学者の畑の違いがいくつか触れられていまして、これも面白いところです。純数学的技術を多用した論文は反応が悪いのだそうで、少し前にNHKスペシャルでポアンカレ予想の証明を取り上げた時には逆に、ペレルマンが物理学の技術を多用したら数学者に理解できなかった、なんてのがありました。

読み終えて少し経ちましたが、今日のNHK「コズミックフロント」で大マゼラン星雲の超新星1987Aを取り上げていました。小柴博士のスーパーカミオカンデでも有名なあれですが、本書はその成果をカバーできないタイミングです。

「ホーキング未来を語る」とかも読んでみたいと思います。そっちの方は本当に一般人でも読めるように書かれているとか何とか。
ADT-Bundleの話ですが要するにEclipse。

Package Explorerでコピーペーストして、パッケージ名をgrepして変更、さらにパッケージ名になっているフォルダ名(srcの下とgenの下)も変更、開いてリフレッシュ...というのがお馴染みですが、先日、全くできなくて困りました。

Cannot paste the clipboard contents into the selected elements.

コピー対象であろうがなかろうが、適当なプロジェクトを開いていないとペーストできないようでした。意図がわからない挙動です。コピーしようというのなら、閉じるのが当然でしょう。

IMEが選択できない

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Windows 7とOffice 2007を入れた義父PCで、ATOK 2009が動作しないという現象が発生しました。とりあえずMSのIMEで使ってもらっていますが...。

reg_corrupted.png転送ツールのデータで別のPCで再現実験をしてみると、レジストリが上書きされていることがわかりました。場所は以下のところ。

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts

ここにe0200411というキーがあり、最初にインストールされたIMEの情報が記述され、以後e0210411、e0220411と続くのですが、このPCはまだこの一つだけです。

Microsoft Office IME 2007が最初のIMEになっているはずですが、そこに転送ツールがインストール前のATOK 2009の情報を混ぜてしまったのです。

ATOK 2009をインストールしてもe0210411は追加されず、アンインストールするとe0200411が消えます。恐らくATOK 2009の参照箇所を検索して削除しているのでしょう。アンインストーラーではなくOSが削除しているのかもしれません。

削除されてもOffice IME 2007は動作します。しかし本来の位置がe0200411であり続けるためか(別の場所から参照あり)、以後何度ATOK 2009を入れ直しても、こちらもe0200411に入るため選択できないままでした。

reg_fixed.pngというわけで、Office IME 2007のe0200411を作ってやるとATOK 2009が次のE0210411に入り、選択できるようになりました。

もちろんこれはATOK 2009の問題ではなく、原理的にはどのIMEでも起こるはずで、Google IMEのユーザーが質問しているケースもありました。おかしくなったらe02?0411(?は環境依存)の内容を確認しなければなりません。転送ツールは要注意と思われます。

IMEに関してインストール順を厳守すれば回避できそうですが、今回のようにOS切り替えとなれば同じIMEを入れ直すとは限りません。むしろ使用中IMEの設定だけ別途バックアップして、IMEを全削除の上で転送ツールを使うしかなさそうです。

医は仁術

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公式から意見を送れないのでここで感想と愚痴を書きます。

少し前に東京科学博物館で見てきたのですが、物足りないところがありました。各資料の内容を略しすぎと思ったのです。

絵は目玉ですから大々的に展示していましたが、文書の内容について触れていたのは、何の解剖だったか腎臓に墨汁を入れてみた話ぐらいではないでしょうか。

しかもガイドブックでも全く掘り下げておらず、買いませんでした。適当なページの見開きの写真と書物の名前だけって、展示の状態そのものです。付加価値無しの図録は初めてのような気がします。

展示全般について、日本の医学が五臓六腑の伝統的世界から脱していく過程を、時系列で追っていけるのはわかりやすかったです。

またエレキテルが医療器具として使われていたとか、鍼灸が大陸・半島から日本独自にどう改良されていったか、といった豆知識も興味深いものでした。

オーダーメイド医療で3Dプリンタを使用した臓器模型や(心臓がやけに大きかったような)、プロジェクションマッピングによる患部の図示など、最先端の紹介もUIに携わる者として大変感銘を受けたところです。

時期は一気にさかのぼりますが、病気を鬼として表していたなんて、最近読んだ陰陽道の小説(三田村信行「風の陰陽師」)にも出てくるので、やっぱりこんな感じなのかと思ったり。

全体として悪くなかったのですが、それだけに当時の医学書の絵以外の内容をもっと知りたかったと思いました。

830MをVista以降で

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MG/C77の話題をしたところですが、母用PCだったFMV-610MG2の使い途がないので、評価用Active Directoryのドメインコントローラーになっています。OSはWindows Server 2008評価版。

830MはVista以降のドライバがありませんので、グラフィックも標準VGAですが、これだと時間が経っても画面がスタンバイに入りません。

もちろんXP用ドライバを入れることも試しましたが、インストールの途中から画面が消えてしまって諦めていました。

ところが、デバイスマネージャーの「レガシ ハードウェアの追加」からだと大丈夫らしいというので、試したところ成功しました。Vistaだとコントロールパネルから「ハードウェアの追加」ですね。ネタ元はこちら。

How to Install intel 82845G graphics driver on Window 7

この記事では845Gとその最終14.10ですが、830Mとその最終14.7でも全く同じ手順で大丈夫でした。Server 2008で大丈夫ですから、デスクトップWindowsでも通るのではないでしょうか。

P.S.
現在の母PCはFMV-A8280でして、これで父のサブ、母、義父のPCが富士通になりました。MZユーザー時代はあんなに嫌いだったのに。

ThinkPad T60の内蔵LAN修復

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勤務先に廃棄寸前のThinkPad T60がありました。会社のお金は私のお金でもあるので、簡単に捨てられたくありません。

状態は、キーボード不調、有線LAN(Intel 82573L)不良、CPUが32ビットのみで用途が狭い、といった感じ。とりあえずキーボードは自力で交換、有線LANはCardBusに100BASE-TXを入れて対応しました。

他にUSBの右側2ポートが半死状態で、バスパワーデバイスを一切認識しない、というのもありますが、セルフパワーのハブ等なら認識しました。

さてCPUです。Core Duo T2400。ネットで何気なく調べるとCore 2 DuoのT7200に交換可能というではありませんか。思わず小躍りしましたよ。早速調達し、BIOSを更新後、Hardware Maintenance Manualを見ながら交換。無事動作。

これで一線級に再投入されたわけですが、欲は出るもので、せっかくGbEの内蔵有線LANを復活させたい、と思うようになりました。どうも過去のBIOS更新時にEEPROMが間違って書き換えられたらしく、そこにさえアクセスできれば直せるはずなのです。

# CardBusを空ければExpressCardが使える、というのもあります

直せそうに思った発端の記事は、NVM(不揮発メモリ、EEPROMやCMOSバックアップSRAMなど)のチェックサムを修復しようというixs' Vodkamelone様の記事です。
Unbricking an Intel Pro/1000 (e1000) network interface - ixs' Vodkamelone

ちなみにT60の症状はチェックサムではなく、Device IDが0になっていました。しかしネットで拾ったIntel謹製ツール(eeupdate.exe)では認識されず。Device ID破壊までは考慮していないようです。

でも諦めません。ethtoolという手段が残っています。まずはUbuntu 12.04.2をインストール...。12.10がX61 Tabletでうまく動かなかった記憶があるため。そしてsudo apt-get install ethtool...ここからです。

Intelからe1000eをダウンロードし(現在3.0.4)、hw.hを修正
#define E1000_DEV_ID_82573L 0x109A
これを
#define E1000_DEV_ID_82573L 0x0000
そしてmake、sudoでmake install、rmmod e1000e、さらにmodprobe e1000e。

NVMのチェックサムが壊れていると言われるので、noBLOG様を参考にnetdev.cを修正。e1000_validate_nvm_checksum()を呼んでいるforブロックを丸ごとコメントアウトです。もう一度make以下。

これでとりあえず動作。eth1になりました。

さて、IntelからNVMのメモリマップが公開されているので、落ち着いてそれを閲覧。
Intel® 82573 NVM Map, Programming Guide: Application Note

sudo ethtool -e eth1でEEPROMのダンプを出力。するとバイト単位でオフセット1Ah,1Bh(ワード単位では上記ドキュメント通り0Dh)のDevice IDの場所が確かに0になっていました。

書き込むにはethtoolに大文字-Eです。マジックナンバーを指定しなければなりませんが、これはDevice IDとVendor IDの組み合わせで、実際の値でした。つまり今回の場合は、0x00008086となります。

sudo ethtool -E eth1 magic 0x00008086 offset 0x1a value 0x9a
sudo ethtool -E eth1 magic 0x00008086 offset 0x1b value 0x10

-eで確認すると書き換わっていまして、Windowsを起動すると無事に認識されました。

ひょっとしたらチェックサムがまだ間違っているかもしれませんが、Boot Device ListにPCI LANが出てきていますので、大丈夫でしょう。

FMV-BIBLO MG/C77

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XPサポート終了という今日この頃、義父のPC(dynabook UX)にXPが残っていまして、更新用PCの物色をしていました。画面が小さい、キーボードが窮屈ということで、大きくする方向で。

とにかく安く上げるなら15.4クラスですが、リースアップ品は無線LANがないものが多いのと、取り回しの面で大きくなりすぎない方が良かろうという判断から、FMV-BIBLOのMG/C77になりました。

MARプログラムによるWindows 7プリインストール品で、販売店では「HDDなくなったら再インストールできないよ」と一般的には説明されるものです。詳しくない人には妥当な線ですが。

実際はWindows 7のDVD-ROMを持っていれば(或いは借りてくれば)、本体底面のプロダクトキーで普通に再インストール可能です。リカバリーのパーティションが起動メニューに出てくるのが鬱陶しいので入れ直しが吉。

# 念のためHDDフォーマット前にリカバリーを残した状態で入れてみましょう

さて、ドライバが3つほどありません。一つがカードリーダーで、これは富士通からダウンロードできます。「O2Micro メモリーカードドライバー」。

残りの2つが日本の富士通からはダウンロードできず、海外から。BIBLO MG/C77は海外名がLIFEBOOK S6520なので、シンガポールとかアジアの適当な地域からダウンロードしましょう。必要なのは、
  • FUJ02B1
  • FUJ02E3
  • Hotkey Utility

の3つです。


ThinkPad X61 Tabletが液晶のボンディング樹脂漏れでスプラッター状態ということもあり、2kgクラスのノートもいいなあ、と思ったりしました。
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