いい加減、更新を勝手にやってくれないものかと思っていたら、11.2からはAcrobat等と同様に自動更新が実装されたようですね。
面倒なだけでなく初心者には大変危険なので、これは嬉しい話です。初心者が「インストール」に麻痺してしまったら、スパイウェアの格好の的ですから。
実際、実家の父のPCにも、いつの間にか使いもしないGoogleツールバーが入っていたことがあります。11.2が出たら早速メンテに行きましょう。
Windows Vistaの個人向け製品は4月にサポートが終了します。BusinessとEnterpriseはもう5年ありますが。
業務分担の都合でUltimateが必須のため、今の仕事が一段落したらWindows 7にしなければなりません。
64ビット版を検討しているところですが、開発環境はどうしたものかと思ったので、VMWare Player上で試してみました。
といっても、Visual Studioではなくマイコンの話です。V850はCubeSuite+が既に対応済みですが、H8SXのHEWは実際のところどうなのか。コンパイラのライセンスが古いのがネックです。
結論から言うと使えるようでした。E10A-USB他をWin7対応版にして、H8系コンパイラだけ6.02 Release 02の状態で、動作を確認できました。
念のためインストールはProgram Files下ではなくC:\Renesas\HEWディレクトリにしましたが、UACもAeroも有効なVistaで動いている組み合わせですから、デバッガさえ接続できれば、そう変わることもないのでしょう。
しかしMacBook MB062J/Bを非力に感じ始めているので、こちらも更新できたら嬉しいのですが。
仮想PCをバックアップせずに某ソフトの体験版を入れてしまいました。
別に再度インストールするつもりはないので気分の問題ですが、試しに全情報の削除を試みたところ、レジストリにもアクセス権限の設定があったことを実感するものが見つかりました。
保存箇所そのものは極めて常識的な場所、しかし管理者権限であろうと、ユーザーからは簡単には見ることも消すこともできない、という考えられたものでした。
企業名やソフト名と無関係な場所にこっそり残すのと違い、とても礼儀正しい実装だと思います。そのせいで発見されてしまったわけですが。
ウイルスのように徹底的に隠匿するか、建前で可能な範囲に限るか。営利だけを考えれば前者ですが、何かあった時のことを考えると、この方が安全ではあります。
Vista以降のアクティベーションですら破られていると聞きますから、体験版を体験だけに限らせる確実な方法もないのでしょうが、それでも綺麗な実装をしていることには感動さえしてしまいました。
買っちゃいましょうかね。
通知領域に入れるようなアプリケーションは常駐型が多いでしょう。
となるとスタートアップか、Vista以降だと管理者権限のログオン時タスクで起動をすることが多いと思います。
Windowsの起動中は色々面倒くさいのですが、Shell_NotifyIconも例外ではありません。
登録に失敗する場合、GetLastError()がERROR_TIMEOUTを返すものだと思っていましたが、タスクからの起動だとタイミングがもっと早いため、ERROR_FILE_NOT_FOUNDが返っていました。
タスクバーの通知領域(実体はツールウィンドウ)が見つからない場合に起こるそうな。ただしその後でTaskbarCreatedのメッセージが来るので、リトライせずともそちらでカバーできます。
何か原因不明のエラーで無限ループになっても困るので、リトライするならこの2つの場合だけにするか、回数制限をするのが良いのでしょう。