関心があってISO吸い出し挑戦したのですが、HFS/HFS+とのハイブリッドのディスク(Toastで言うカスタムハイブリッド)に対してReadFile()を使うと、ISOファイルシステムに含まれる領域しか読み出せないのですね。
# 正確にはドライブをCreateFile()で開いてReadFile()
SPTI経由でREAD(10)を発行すれば全て読み出せました。
やり方が悪いのか、IOCTL_CDROM_READ_TOC_EXがDVDだと通らないので、TOC取得の段階からSPTIに手を染めざるを得なかったりしますが。
WDKのapi/ntddscsi.hやddk/scsi.hに多少の定義がありますが、単純にunsigned charで定義したCDB配列、というよりSCSI_PASS_THROUGH構造体のCdbメンバに直接代入した方が楽なようです。
さてこのREAD(10)というコマンド、SCSIの初期から存在しているのだそうで。DVD規格が策定される10年以上前のコマンドで読み出せるのは、規格の素性と実装屋の頑張りと、最初の人と当時の人が思われて感動します。
さらにREAD(10)の原型になったREAD(6)コマンドは、SASIから取り込まれたものだそうで、悠久の時を感じる物語。SASIの最大40MBなんて容量は、今ではHDDのキャッシュです。
SASIはSCSIに移行し、そのSCSIも個人向けからは姿を消しましたが、コマンド体系はATAPIに流用され、こうして今も隣にいるのです。
昨日アップデートが公開されたAdobeのAcrobatおよびReader 9ですが、その9.4.5で検索機能に不具合が出ています。
ページが切り替わった最初の候補がハイライト表示されない、というもので、Acrobat 9.4.5、Reader 9.4.5の両方(Windows版)で確認しました。
Reader 9の人はそろそろReader Xに上げるべきなのでしょう。
Acrobat 9の人も、Reader Xと共存させるのがベストでしょうか。
Foxitは試してみましたが、Adobe Readerと挙動が違いすぎて馴染めませんでした。特に単一ページ表示時にカーソルキーでの移動の仕方が上下で違うのは致命的です。
(2011/10/03追記)
9.4.6で修正されたことを確認しました。
Windows 7 Service Pack 1の不要ファイル削除
dism /online /Cleanup-Image /spsuperseded
Vista(と7?)でCTRLやSHIFTなどのシフト状態が画面上に表示される
コントロールパネルから、「ペンと入力デバイス」~(「ハードウェアとサウンド」~)「ポインタオプション」で「ペンボタンを押す」のチェックを外す。
勤務先の仕様書の一つに、Word 2003で開いたときだけレイアウトが崩れるものがあります。文書そのものはWord 2000で作られたようで、そう古くはありません。
互換性設定を当たったところ「文書をレイアウトするときにプリンタの設定に従う」をONにすると2003でも大丈夫だとわかりました。
この設定はOFFにしないとレイアウトが崩れるとして知られているようですが、逆パターンになります。ちなみに2007だとOFF(デフォルト)のまま問題なし。
テンプレートで表として外枠が設定された、いかにも一太郎が得意そうな日本的な書式のものですが、その外枠の外側に文字が全て追いやられるという、とんでもない崩れ方をします。
2003がWindows XP上、2007がVista上という違いはありますが、デフォルトのOFFはプリンタに従わ「ない」わけですから、違いは純粋にアプリの内部処理でしょう。
OpenOfficeだと一行の幅が全く違うために崩れますが、とりあえず普通に内側にはあるので見た目が酷いだけで済んでおり、2003よりマシという妙なことになりました。
2000から見れば2007より2003の方が近しいものだと思っていたのですが、そうでもないようです。