exFATの時間分解能

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Macも10.6.5からも使えるようになったということで、exFATに手を出してみました。

が、XP SP3+KB955704でもVista SP2でも、更新日時の分解能が2秒単位に見えます。

GetFileTimeで見たところ、lpCreationTimeは10ms分解能ありそうな数字ですが、lpLastWriteTimeが、少なくとも秒単位にしか見えません。

戻り値を直接書きます。左が16進、右が10進です。
Create : 01cab8e81ce6d905 = 00129118846390294789
Access : 01cb07aaf6f73a4a = 00129205445179423306
Written: 01cb85f22b9df933 = 00129344289470544179
これをexFATにコピーすると、
Create : 01cab8e81ce566c0 = 00129118846390200000
Access : 01cbb94ae7ed5400 = 00129400745680000000
Written: 01cb85f22c2e4200 = 00129344289480000000
こうなりました。
ちなみにFATにコピーすると
Create : 01cab8e81ce566c0 = 00129118846390200000
Access : 01cb071b44349800 = 00129204828000000000
Written: 01cb85f22c2e4200 = 00129344289480000000
こうです。Accessが異様にずれているので、換算していませんが1日単位という奴でしょう。これに関してはexFATの方が細かくなっています。

数字は100ns単位ですから、Createが10ms単位までありますが、Writtenは秒未満が0なのがわかります。USBメモリでも外付けHDD(IEEE1394)でも同じ結果でした。

通常「タイムスタンプ」と言ったら更新時刻なのですが、これではFATと何も変わりません。ドライバが悪いのか何なのか。アクセス時刻の分解能が上がっているのは確かですが、他がそのままとなっています。

今のところ、コピー時のタイムスタンプ精度向上を期待して使うことはできない実装で幻滅です。

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