2014年10月アーカイブ

生活費

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晴れてくれないと日光で体内時間の調整がしにくいんですが、相変わらずの曇天。

さて出張には日当が出るのですが制約が色々あって、例えば朝食込みのホテルは何の問題もないが、別途請求だとUS$5換算だとか。ここのホテルは朝食€15です...。

そういうわけで、今回食事は全てスーパーマーケットのEDEKAで調達しています。これがなかなか安くて、ハムチーズのサンドイッチ(日本のコンビニのより大きいのが2枚)が€1.59、菓子パンは大体€0.6ぐらい。

ミネラルウォーターも1.5lで€1しません。0.8とか、セール品で0.6。まあこれは2l換算だと日本のスーパーと変わりませんか。ヨーグルトも小さめ(日本ぐらい)なら0.6ぐらい。

食品は安いです。日本からはゲーム機など電気製品の値段しか興味を持っていませんでしたから、実質US$1=€1で為替換算だと高い、というのが印象でしたが。

その代わり人件費の割合が高い商品がかなり高いとは聞きました。でもタクシーは日本よりちょっと安い模様。燃料費の違い? さすがにホテルのランドリーは高いです(全種€5.5)。

出張は自力洗濯が当たり前なのでしょうが、台湾ではそんな暇がなくてランドリーに出していました。半袖ポロシャツを「スポーツシャツ」にして、下着上下、靴下、ハンカチと合わせて確かNT$420だったと記憶しています。

ドイツは閉店法があって残業禁止のため、ホテルで洗濯できています。衣類の手揉み洗濯なんて米でのドミトリー生活以来(「ホームステイ」行事の中)。あの時は粉末洗剤を持って行ったのですが、水のせいかアンモニア臭が出て困った思い出。

残る未決定事項は、長袖シャツをランドリーに出すか、どうせ上にカーディガンを重ねるのだからくしゃくしゃになってでも自分で洗ってしまうか、それぐらいでしょうか。出張というより単身赴任の発想のような。

O2 SIMのアクティベートなど

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結論から言えば開始していない(SMSで"START INTERNET L"して返事に"JA INTERNET L")だけだった気もしますが、ともかくWerre ParkのO2 Premium Partnerを再度訪れ、でInternet Pack Lを使えるようにしてもらいました。

課金時に言われるまま選んだ5GBのプランですが、ホテルのWiFiが使い物にならないため、これで妥当な気がしています。2週間以上の滞在なので、色々使うと1GB超えが楽勝な計算になっていますし。

さりとて完全制限なしのT-mobile Xtra web'n'walk DayFlatの次元になると€4.95/日は高すぎます。O2の回線自体がイマイチなところもありますが(3Gを維持できないことが)、動画さえ見なければ大丈夫なのはありがたい。

ちなみに訪問先WiFiで試しにVPNを接続すると通りましたので、やはりホテルのWiFiがポートを閉めているようです。それ以前にWiFiそのものが非常に不安定ですが(==;

ホテルのWiFiは無料とはいえ、これではないも同然ですね。LANが全くダメとなると、旅行者のネット環境は少し厳しめという感じがします。

地域固有のWindows Update

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台湾ではKB971033がWindows Updateに検出されました。ライセンス認証の更新。これは日本は除外されているのでしたっけ? すぐ帰国するのに日本で不要なものを入れて何かあると困るので、入れませんでしたが。

ドイツに来たら今度はKB976002が検出されました。ヨーロッパ圏でMedia PlayerやInternet Explorerを「抱き合わせ販売」と見なす判決を聞いたことがありますが、そのブラウザ選択画面のアップデート。これも日本では不要。

グローバルの商売ってのは大変なものですね。いやひと事ではありませんが。

ドイツ入り

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諸般の事情で香港経由となったこともあり、日暮里駅の京成スカイライナーから(つまり座り始めてから)の計算で合計28時間の旅となりました。

事前に調べておいて良かったのは、ホテルに歯磨きやスリッパがなかったことでしょうか。特にスリッパは出発当日の午前中に急遽買いに行ったのでした。

寒かろうとはいうものの、スーツケースの容積には限りがあり、ユニクロのウルトラライトダウンジャケットを購入したのも正解でした。正直なところ普通に着るには「なんか(厚みが)足んねえよなぁ」ですが旅行には良いです。

こちらの天気は雨、朝は息が白いです。というか部屋の中も寒いです。Zehnderというメーカーのオイルヒーターらしきものがありますが、まあ、洗濯物を干すぐらいの役にしか立ちません。部屋の中でも厚着です。

日の出が遅いですね。調べると7時過ぎ。日本は今6時前ですからずいぶん違います。しかも雨だから暗いこと。そういえば緯度がとても高くて北緯52度、樺太(サハリン)というよりむしろ間宮海峡ってマジですか。

もちろん気温は緯度だけでは決まらず、海流だの様々な要因があり、例えば緯度では北海道並みの南欧が東京並みの気候になっています。逆に日本の南北差が大きいと言った方が良いのかもしれません。

ホテルに有線LANがありません。無線LANはパスワードかかっていますが、何やら調子が悪いです。VPNも繋がらずradiko.jpが聴けない。英語のテレビもSKY NEWSのみですし、私の英語力はニュースのスピードにはまだ辛い。

プリペイドSIMは取引先同行者(台湾の方)がO2を貸してくれましたが、使用していたものだったので油断していたら、「アクティベーション(freischalten=直訳ではunlock)せよ」という状態でまだ使えていません。

近くにドラッグストアのRossmannがありまして、Vodafone系の自前MVNO(Rossman mobil)は売っていました(お目当てのCongstarはなし)。自前でも一枚買っちゃおうかなあ。

ところでタクシーの費用を考慮し忘れまして、現金が足らなくなるのが間違いなさそうなので、国際キャッシュカードを使うことになりそうです。20分ほど乗って€30弱。なにやら帰りは渋滞で高かった。

ちなみに多めに渡すと適切な(端数切り上げ+€1)チップ込みでお釣りをくれました。相手が外国人だからでしょうが、適切な数字なら勝手にやってくれた方がありがたいです。

VisaのLocatorを見ると目の前にATM(Geldautomat)があるのを把握していますが、この検索機能はヒットする範囲が狭くて、地名だと違う場所の周辺になります。Bahnhofなどを追加して限定してやらないとダメみたいです。

ビジネス用途をアピールしているホテルなのに、VPNがダメなのは痛いですね。無線LANも初日夜にDHCPが止まったり(またはクライアント数上限)で、これでは読書以外の娯楽がありません。「ヨーロッパのホテルのLANは不安定」と書いている記事がありましたが、これほどとは。

ともかく11月7日までガマンガマン...。

松山機場の中華電信SIM

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「契約しました」だけじゃ誰の得にもならないのでちょっと詳細を追記します。

ものか何かというと、中華電信公式のこちらからehomeにリンクされていたりしますが、こことか、検索だと出てくるこことか。要するに1日NT$100、3日でNT$250、7日でNT$450のプランです。

最初に音声通話の無料時間が付いてきます。追加課金だと付きませんが、海外の滞在中に電話する機会はありませんでした。容量制限無し。APNはinternet、ユーザー名、パスワードは空欄。

窓口には他に音声通話がボーナスでなくちゃんと付加されたものが、確かそれぞれ+NT$50の料金であるので、データ専用の旨、それとSIMの大きさと期間を伝えれば済むはずです。

空港の窓口ならこの旅行者向け短期プリペイドSIMしか置いていないようですから、混乱は特にないでしょう。

MVNOでなく純正SIMなので、各スマホ特に設定無しで動くのではないでしょうか。iPhoneも下駄の場合はともかく設定自体は持っていました。同僚のASUS Padphoneも設定不要だったようです。

同僚が街中のキャリア店で追加課金をした祭は、SMSだか自動音声案内だか、店員さんがやっていましたが、私が空港で課金した際は、SIMだけ取り出して渡したらそれで処理してくれました。

ドイツの下調べ

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現地時間の火曜朝に着く行程となっていますが、それまでひたすら下調べ。なかなか、日本から見ると変わった国のようです。

クレジットカードが使える店が限られているというのが一つ。もちろん観光で行くような場所なら何の問題もないでしょうが、例えば家電量販店チェーンの大手2箇所(Saturn、Media Markt)がいずれもダメらしいとか。Promarktが使えたようですが倒産?

簡単な電気製品は家電店でなくとも買えるでしょうし、その電気製品の購入自体も必要ないはずですが、Edekaという最寄りのスーパーがVISAも大丈夫らしいので、それは安心です。

冷静に考えると、日本もカード決済がどこもかしこもというほどは普及していませんが、さすがに家電量販店がダメということはありません。カード会社への手数料が嫌われているのでしょうか。

ドイツはデビットカードが主流のようで(EC-Karte)、となると不意の買い物を考えると異邦人には現金必須。一応、国際キャッシュカードは間に合いましたが、トラブル対策のため持ち歩く現金は少額の方向で。

ちなみにプリペイドSIMはCongstarかVodafoneを考えていましたが、EdekaのショップブランドがVodafone系らしいので、それに挑戦してみましょうか。

それから、ドイツ鉄道のチケットはもちろんクレジット決済可能ですが、検札で購入時のカードが必須だとか。

あとはチップでしょうか。そこそこの店ではもう不要だとも言いますが、タクシーを使う場合は端数切り上げとか、その上で1ユーロ2ユーロ多めに渡すといいらしいとか。

ソ連

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少し前、速水螺旋人「靴ずれ戦線」という漫画に手を付けまして、速攻でお気に入りに加えられました。

速水螺旋人氏を知ったのは富永浩史作品経由(「小説 馬車馬戦記 ディエンビエンフー大作戦」)で、富永浩史氏はあさりよしとお作品経由(挿絵で見つけた「俺の足には鰓がある」)です。

コラムの異様な情報量も特徴の一つですが、その中でソ連でフィアットやペプシがライセンス生産されていた、と書かれていたので驚きました。

ソ連解体当時の私は17歳。国際情勢に特に興味を持ってはいませんでした。基本的には衆愚的な「悪い国」でしかなかったと言っていいでしょう。従ってソ連が実際の所、一般市民レベルでどういう国だったのか一切知らずにおりました。

ロシア文学も全く知りません。最近になって囓り始めましたが、一冊目が「ロシア怪談集」(河出文庫)ってのは我ながらどうかと思います(汗

というのは平たく言えば、速水・富永両氏の土台を知りたいなあ、と漠然と思っているからでしょう。私の数少ない中学以前の読書歴には神話というのがありまして、そこ派生のものは大体好きです。幻想文学、ホラー、土着の神様・妖精その他諸々。

神話に興味を持ったのは、ファンタジーRPGのモンスターを解説したパソコン雑誌記事や書籍だったでしょうか。「RPG幻想辞典」(ソフトバンク)は今も書棚にいます。

ですので「靴ずれ戦線」や富永氏のデビュー作「ルスキエ・ビチャージ/死天使は冬至に踊る」は興味津々の内容ですが、「バーバ・ヤガー」という魔女がムソルグスキー「展覧会の絵」の第9曲にあったことにも先ほど気付いたばかりです。

その「展覧会の絵」はPC-8801mk2付属デモのBGMで知りました。「プロムナード」「キエフの大きな門」が使用されていまして、もう1曲がバッハの「バディネリ」ですが、それはつい最近突き止めたところです。

私が持っているポリドールの交響曲版CD(アバド指揮)では「バーバ・ヤーガの小屋」は「キエフの大きな門」に間髪入れずに繋がっていますから、しばらく聞いていませんでしたがよく覚えている曲でした。

民話ならソ連が遠くなっても関係のない伝承の話ですが、それとてあまり見つからず。「ロシア英雄物語」(平凡社)とか「ロシア民俗夜話」(丸善)とか、いずれも絶版です。日本にロシア人は結構いますから、もっと知りたいものですが。

キリスト教と共産主義によって民間伝承がかなり失われているとも聞きますね。残念なことです。

ましてソ連自体の話となるともっと厳しいでしょう。世界史レベルの話以外に関心を持つ人は極めて少数だろうからです。そもそも日本語の本がどれだけあり、どれだけ現存しているのか。

試しに「ソヴェートの市民生活」(弘文堂)なる古い本(終戦直後のアテネ文庫)の復刻を読んでみたところ、美化することなく淡々と書かれていてなかなか面白いものでした。格差も結構あるよとか、結婚観はこんな感じだよとか。

ただ何しろ物資不足の時代に苦労して発刊された薄い本なので、非常に駆け足になっています。また、1949年の内容だというのも考慮の必要があるでしょう。

もうちょっと新しい本はいずこ。「ルポ・ソビエトNOW」(読売新聞社/1983)なんかどうなのでしょうね、と思っているところです。

フォネティックコードのG

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ENだけじゃなくIECにも入ってる規格なのに、3週間近くドイツ行きになりました。規格って何だよ(哲学)。晩秋のドイツなんて寒いでしょうね。

Bad Oeynhausenだそうな。ドイツ語なんてもう単語ほとんど忘れてますですよ。読み方だけは大体覚えていますが。T-mobileのお店もあるそうな。

大都市に出ない限りは問題ないでしょうが、空港とその途上ICE車中で治安面のトラブルに遭わないかは心配です。財布は小銭しか入れないとかパスポートは腹巻きにとか。あとワイヤー錠ですか。

そういえば税関が厳しいとやら。430ユーロ以上のものは申告が必要、ですか。今の為替で6万円近くになりますね。ともかくリストを作ってせっかくだから赤のゲート(申告品あり)で申告するのが良い模様。そんな記事がありました。

仕事のMacBook Proの他はありません。2番目の高いのはiPhone 4Sですが、時価だとしても2万ちょっとのはず。書くだけ書いてはおきますか。目に付くでしょうから懐中時計も念のため。

週末が二度も来るので、メルヘン博物館ぐらいは行ければと思っています。

中国語の発音

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もう一つ出張ネタですが、一人で工場まで行ってこい、という事態がありました。しかもその話が来た時、現地法人の方はいませんでした。

地図アプリで場所はわかるのですが、近くに何があるか説明できた方が良かろう、というので即席で地名の中国語発音を覚えたりしまして、ちょっと関心が沸いているところです。

その中で知ったのが、ピンインがラテン語の表記法だということです。イギリスとかの知識人は結構普通に読めるとやら。いや英語ドイツ語はゲルマン語系ですから、ラテン語系地域の方が楽かもしれないですね。ポルトガルとかでしょうか。

私の発音の知識なんか日本語以外は英語しかありませんが、qiでチーとかxiでシーとか。摩擦音らしいので...英語でthの発音の親戚になるでしょうか。

それで、近くの美術館とMRTの駅名だけ(たぶんこんなだろう程度に)発音できるようにしておいて、最後は実際に助けられました。備えあれば嬉しいな。

もちろん、この場合はmuseumやstationが後ろに付けば範囲が限定されるため、発音が間違っていても理解されやすいためですが、言語を問わず、相手の頭に浮かぶだろう選択肢を予め減らすのは有効なテクニックです。

そうした経緯で地名のピンイン表記を発音してみて遊んでいます。

ところで地名も色々あって、MRT板南線にもある忠孝シリーズは儒教由来の名前だとか。中山~は孫文の号、中正~は蒋介石の名。南京とか長安とか、大陸の地名を持ってきたもの。松山、板橋、高雄あたりは日本統治時代に付けられたもの。

大陸の地名は「忘れずいつか帰る」という意思表示だったそうですが、それと別に風水的な意味もありそうな感じ。風水は首都の地理を街や家に再現する一種のミニチュアによる験担ぎなので、配置に意味があるとしたらその要素があるでしょう。

日本統治時代の地名が定着しているのも少し複雑な気分ですが、でもせめて音読みした方が良いような気がしたり。もう別物とはいえ中国語由来ですから。訓読みしてる日本人に注文付けないところが本当にありがたい話です。

松山はソンシャン、板橋はバンチャオ、高雄はカオシュンですか。相手国に敬意を表する意味以外にも、道を聞く時に役立ちますから、地名はぜひともネイティブ読みを覚えたいものです。

イメージ

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台湾に出張することになったところの仕事は概ね片付きました。良かった...。今日の昼には空港ですよ。帰ったらどこか日本茶のお店に行きたいです。

今回の出張で、私の中で某T社のイメージが急上昇しています。元々、中核の一つとは言えグループ企業の社長の発言を発端としたイメージ悪化だったので、全社まで嫌うのは酷い話ではあったのですが。

現場の人たちが良い人というのは、一緒に仕事をする上で本当に素晴らしいことです。それを知ることができたのは、会議以外の時間で言葉を交わす機会があったからで、深く引きずり込まれなければ、それもなかったことでしょう。

業界全体で、これから私がそんな良い人に遭遇することが、今後どれぐらいあるかわかりませんが、そういう人たちを応援したいと思いますし、個人で買い物をする時にも選びたいと思います。

ところで...その現場の方の一人が「あれ」だったか、どこをどう調べても中国語でない軽い驚きの表現(意外な場合の「おや」の類)を時々使っていたのが妙に印象に残っています。

あの人は日本語がある程度使えるのか、それとも単に日本人に接する機会が多くて覚えてしまったのか...。日本人もおどけて英語で驚いて見せたりすることはありますが、謎は深まるのでした。

英語が達者なある台湾人が、フィリピン人のフリして相手が中国語で本音を語らうのを聞いてるよ、とか、日本語が達者で頻繁に日本にも来る日系米国人が、時々日本で日本語わからないフリするよ、とか言っていましたが、果たして。
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