スポーツの最近のブログ記事

ペダルレンチは15mm

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昔から疑問だったのです。自転車のブレーキ(キャリパーブレーキ)はどうやって中心を合わせるのかと。昔、自転車店でマイナスドライバーとハンマーを使っているのは見たことがあったのですが。

最近よく見たらブレーキ本体のバネの隣(フォーク側)にスパナがかかるようになっており、本体自体を少し回せばそれで良かったと判明。ただし薄型スパナが必要。

ちょうどペダルレンチ(15mm)を買おうとしていたところだったので、専用工具(例えばPARKTOOL OBW-4)でサイズを確認して似たようなセットを買えばいいやと、ブレーキのサイズ以外は頭からすっ飛んでしまいました。

ところがスパナのセットは15mmが入っていない!一般用途では使用頻度が少ないのでしょう、以前もそんなことがあったのですがうっかりしていました。結局ホームセンターの工具コーナーで自転車用品が集められている場所で発見し、別途購入。

ナットの規格を調べると14mm(M10)の上が17mm(M12)に飛んでいて、なるほど私が購入したスパナのセットに合致しています。他にも自転車の世界は特殊なサイズがあるようで、有名な話だとか。

15mmはリアのハブナットですが、径自体は3/8インチで通常なら17mmのところ自転車界では15mmとなっており、JISでもBC3/8という自転車用規格として分けられているのでした。そういえば小ぶりなナットでしたね。

自転車を自分で修理するのは中学生ぐらいから始めていましたから、そういう部分はさっぱり知りませんでした。餅は餅屋ということで。

世界

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東京が2800人ぐらいだってー、MZ書院ぐらいかー。3000人超えたってー、J-3100とかー。シャープの古いノートPCも3000番台あったなー、思い出したPC-3050...。当時どこで買ったのか忘れましたが。

オリンピックが始まりまして、以前からスポーツ報道に関して気になっていたことを記します。

ここは日本ですから日本人選手を優先的に報じるのは妥当だと思います。でも、相手の名前ぐらい紹介するのが礼儀ではないでしょうか。

それから、日本人以外は1位しか順位を出さないとかも。「上位はこんな国なんだ」「またあの名前だ、すごい」というのも世界の広さを認識する大切なきっかけだと思うのですが。

「○○(日本人選手名)出場」と表示しっぱなしの一方、画面に映っている選手については何一つ表示しないので、映り込んだ会場の電光掲示板を読む始末とかも酷い。

国際大会は色んな選手が競っている様子を何となく眺めるのも好きなのでした。

神戸製鋼

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木曜日に長い残業を終えて帰宅し、ようやくニュースをチェックしてみると、平尾誠二氏の訃報を知りました。

80年代末ぐらいから、私はTVKでラグビー中継をよく見るようになりました。神戸製鋼の平尾、大八木、それに三洋のラトゥーといった頃だったと思います。

今も時々テレビ観戦していますが、当時が一番熱心にラグビーを見ていました。その時代の象徴的な選手の一人でした。

2019年大会まであと3年、残念です。ご冥福をお祈りします。

WBC2013

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日本が準決勝で負けちゃいましたが、私はわくわくしました。これで本当に国際大会になったのです。

今までは同じ国と何度も当たるツマンナイ大会でしたが、私は常々、色んな国と試合をするところをもっと見たいと思っていました。

まあ、ドミニカもプエルトリコも中米で、オランダも国がヨーロッパとはいえ選手は中米オランダ領出身で、結局は米大リーガーだという話なのですが。

しばらくは国籍が違うだけでも構わないでしょう。少なくとも、監督とメンバーが違うだけでも違う個性のチームになります。

日本から東アジア周辺国に拡がったように、この先どうなるかわかりません。オランダやイタリアからヨーロッパの他の国に拡がるかもしれません。拡がれば五輪に復帰する日もあるでしょう。

とはいえ...某魔法生物の台詞ではありませんが、世の中、勝つことだけにしか興味がない人が多いのは事実ですから、これで関心が低下しないことを祈るばかりです。

また、米が愚痴っていますが時期が悪いのは正論でしょう。サッカーW杯のようにシーズン中にやらないと、ケガや終盤の成績低下は避けられません。

このあたり、サッカーがW杯開催のためどのような苦労をしてきたのか、勉強する必要があるでしょうか。日本のJリーグは後からできましたし、そもそもW杯強化が目的ですから何の問題もありませんでしたが。

今のところルール改悪も特になく、レスリング柔道みたいに試合自体がツマンナイこともないので、晴れ舞台として続いてほしいと思います。

帝京大学三連覇

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大学ラグビー選手権決勝、両校優勝だと思ったのですが。2トライ1ゴール同士、残り2分のペナルティ。

同志社三連覇以来の関西勢が決勝進出となりましたが、そこで帝京が三連覇を達成したということになりました。

性格の全く違うチームが大接戦を演じるというのは、見ていて本当に楽しいものです。同点になってからの攻め合いも、天理は強引過ぎやしないかと冷や冷やもしましたが、でも全力で当たらないと絶対後悔しますし、あれで良かったと思います。

天理はもちろんですが、同志社も強かった今年の関西勢でした。これから日本選手権もありますが、来年の大学ラグビーも楽しいことになりそうです。

八百長

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世の中には黙認されている悪習があります。誰もが認識していますが、損得勘定で「仕方ないか」で済ますのです。

例えばいわゆるヤクザです。中にもいろいろ人種があるにせよ、縁日に屋台を見て撲滅しようと思う人は多くないでしょう。

さて大相撲。八百長の話は何十年と囁かれ続けています。どこからともなく「あの力士は八百長だ、あの力士は真面目だ」と噂されてきました。

あの江戸時代から続いているのですから、色々あるでしょう。しかしそれら全てを含めての大相撲でも、私は構わないと考えています。

手品師は「種も仕掛けもありません」と言います。実際はあるけれど「わからないでしょ?」「見破ってごらんなさい」というわけです。この言い回しにケチを付けるのは無粋にも程があります。

楽しければそれでいいとも思うのです。寺尾の突っ張り、小錦の豪快な勝ち負け、水戸泉の塩まき、ファンの心理として勝敗は二の次だったりしないでしょうか。

七勝七敗の千秋楽を高確率で勝ち越すのも、プロレスラーがカウント3直前から大逆転するようなものだと思えば、大した問題ではないかもしれません。

もちろんその場合、プロレスのような単なる興行団体として、公益法人からは外れなければなりません。施設も買い取らなければならないでしょう。

江戸時代ではない現代の政府の庇護を受ける資格があるのか否か。暗部を否定するのか肯定するのか。一度真剣に議論した方が良いのではないでしょうか。

五輪をいくつか

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まず柔道男子100kg級のツブシンバヤルについて。試合をほとんど見られませんでした。鈴木桂治を破った相手を見たかったのですが、中継予定だったフジテレビは日本人が負けたと知るや、体操男子個人総合(前日にNHKが中継した種目のVTR)に切り替えてしまったのです。低俗な放送局だとは思っていましたが、これほど救いようがない無責任な局だとは知りませんでした。今後一切未来永劫、五輪の中継はしてもらいたくありません。ニュースもどきも止めて、一日中お好きなバラエティでもやってたらいかがでしょうか。

陸上ではジャマイカのウサイン・ボルトが100m、200mの二冠、しかも両方で世界新。100mは自身の世界記録9秒72を、しかも最後を少し流して破ってしまいました。人間は遂に9秒7の壁を破ったのです。そして200mは、あのマイケル・ジョンソンが「驚くほど速いのが自分でわかった」と語った、400mとの二冠を達成したあのアトランタの19秒32を破っての快挙。ジョンソンはこのレースで足を少し痛めてマイルリレーを欠場したのですが、ボルトは4×100mリレーにも出場するようです。

水泳では北島康介の二種目二冠、中村礼子の連続銅、松田丈志の銅、さらに男子メドレーリレーでも銅を獲得しました。追われる者としての北島の勝利は、最初より何倍にも重いでしょう。そしてやはりマイケル・フェルプスの八冠。表彰式の直後に予選があるような大変なスケジュールでしたし、中には1/100秒レベルのデッドヒートもありましたが、出場全てで勝ってしまいました。平泳ぎが少し苦手だそうで、北島との対決は見られないのですが、これ以上勝てる見込みのある種目がある人間が今後登場するのかどうか。超人の偉業を目撃できたことを嬉しく思います。

フェンシング男子フルーレで太田雄貴が銀メダル。しかも準決勝で世界ランク1位を破っています。日本では少女マンガぐらいでしか普段は目にしない競技ですが、外国人に柔道(JUDOでなく)ができるなら日本人にフェンシングができたっておかしくないわけです。新聞に配信された写真がどれもこれも背景が真っ黒で、なぜコラージュのような写真になってるのかと思ったら、そのような演出がされた会場だったと後から知りました。観客から剣先が見えるようにでしょうか。竹刀がそれなりに重い剣道でさえ素人には見えないのに、軽量のフェンシングの剣捌きなど、どっちみち目にも止まらぬ世界ではありました。

正式種目最後の年、女子ソフトボールの金メダル。あのアメリカを遂に大舞台で破っての悲願達成。女子サッカー大躍進の4位。とてもアグレッシブで応援する側も楽しい試合でした。女子クレー射撃で中山由起枝が4位。ジリジリする神経戦でした。

ちょっとチャンネルを回したら、馴染みのない競技の映像に出逢えるのが五輪の醍醐味です。

磁器の国で五つの輪

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踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損♪

選手入場が始まってからですが、北京五輪の開会式を見てみました。選手の皆様、楽しそうで何よりでした。政治的には色々ありますし、日本人としては最近も冷凍餃子のスクープが出たりして、あまり嬉しくないネタが多いですが、それは参加選手には関係ない話ですしね。

それでもなお政治的な話をするとすれば、中国政府の意向はともかく、アメリカを筆頭にこれ程の国家元首が集まった大会は、極めて珍しいのではないでしょうか。世界中の生産活動の中心を占め、世界最多の人口を誇る、冷戦後世界の超大国と呼ぶに値する国の国力は間違いなく示したところです。

そして聖火点灯、最終走者がワイヤーで空を飛びました。アナクロですが、文字通り空を駈けて、会場の屋根のあたりを一周する演出は好きです。少し離れた場所で装置に着火、機械仕掛けで聖火台に点灯というアイデア自体はモスクワでもやったことですが、速度と火力が段違いでした。さらに会場周辺を含めた中国各地で花火が華々しく打ち上げられ、中国らしさの本領発揮です。

小手先に頼らない物量とスケール感は中国ならではです。踊り子の衣装が無国籍になってしまっていたのが物足りなかったのですが、聖火点灯は圧倒的でした。

スポーツの祭典、一人でも多くの選手が実力を発揮できることを祈ります。

スバルの英雄

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かつてWRCスバル及びフォードで活躍したラリースト、コリン・マクレー氏がヘリコプターの事故で亡くなりました。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20070916i211.htm

ショックで、とても悲しいです。

元々ラリーはちょこちょこ見ていましたが、彼がヴィヴィオで走った話、そしてレガシィやインプレッサでの優勝と、スバルファンで元ヴィヴィオ乗りとしては、彼は特別の存在でした。また私自身の中で、WRCへの関心が強まってもいました。テレビ東京で時々流れるダイジェストに飽き足らず、毎週やってくれるBS日テレの方も見るようになったのがつい数週間前です。
最近本調子でないスバルをもっと見よう、応援していこうとしていた中で、彼は亡くなりました。ショックで、呆然として、涙が出てきました。

突然F-1の話をしますが、ローランド・ラッツェンバーガー及びアイルトン・セナ両氏がコース上で亡くなった頃、私のF-1への関心は薄らいでいました。私がアラン・プロスト氏のファンだったこともあったかもしれません。彼はこの前年の1993年に引退していたからです。ショックではあったけれど も、正直申し上げて、ちょっと心に穴が開いた気がしただけでした。今宮さん、三宅アナの二人が言葉を詰まらせるのを見ても、それ以上に感じることはありま せんでした。

人の死の重みを比べようということではありません。私の感じ方に違いがあったということ、純粋にそれだけです。ただ、私があの時、以前と同じぐらいF-1が好きだったなら、遠目に眺めるような感じ方をすることもなかったのだろうと、ふと思ったのです。このような悲しみを、あの時のF-1ファンは感じていたのでしょう。そしてあの時故人に思いを馳せることができなかったのが悔しく切なく思えました。

偉大なラリーストのご冥福を謹んでお祈り申し上げます。
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