2009年10月アーカイブ

村田製作所

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CEATECの最終日、村田製作所ブースに行ってきました。

CEATECを見てきました、と言うべきなのでしょうが、時間が取れず、ほとんど村田製作所ブースしか見ていないのです。

ロボ好きには性能もデザインも、両方から注目度が高いムラタセイサク君ですが、まだテレビでしか見たことがありませんでした。昨年に妹ができたそうでして、ようやく実物を見ることができた次第です。

実に兄妹ですねー。しっかり者の兄と、少しおてんばな妹という感じに見えて仕方がありません。

というのは、兄の自転車乗りムラタセイサク君の安定性が極めて高く、はた目には磁石ででも固定しているように見えるぐらいだからです。胸のフライホイールがゆっくり回っているので、「バランスを取っているんだな」とようやくわかる、それぐらい微動すらしないのですから。
子どもも見に来ているので、もうちょっとアクションを入れた方がいいかもしれませんね。

そして妹の一輪車乗りムラタセイコちゃん。兄とお揃いの胸フライホイールは回りっぱなしで、これが妹っぽさも表現しています。左右はフライホイールで、前後は一輪車の回転でバランスを取っているのでしょうが、さすがに忙しそうでした。もちろん危なっかしさは全く感じないレベルですが。
機能的に意味があるのかないのか、小さいランドセルにジャンパースカート風の外形も、日本のロボット文化をよく表しています。

二人とも首が動くのですね。大抵のロボットの頭部に意味はないので、スターウォーズのWED15-I662みたいに、カメラだけが生えていても構わないのですが、彼らはあくまでショー向けとして、人型らしい演出の機能を持たせてあります。
出し物の劇は基本的に村田製作所のPRとして首尾一貫していますが、その中で活用されているわけです。
さらに、ムラタセイコちゃんは首の可動に加えてLEDで頬が赤くなります。このロリコンめ(ぉ

冒頭でしれっとE.T.のパロディが入ったり(自転車ものは通らなければならない道です)、部品メーカーである村田製作所の、知名度と企業イメージ向上戦略は、今のところ成功しているように思います。
「ナカハムラタデスカ?」も多少はインパクトがありましたが、やはり実物の説得力は強いです。

なお恐らく頭部カメラのことでしょう、誤動作防止のためストロボ撮影禁止でしたので、感度の高いカメラを持っていくべきでした。来年はK20Dを持参しましょう。
また動作の指示はBluetoothで行なわれているので、2.4GHzを使う無線LAN等も使用禁止となります。いずれも事前にアナウンスされますが、ご注意を。

サマーウォーズ

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109シネマズ菖蒲の7番シアターはちょっとスクリーンが小さい...。もっと早く行っていれば、もう少し大きいスクリーンで見られたのでしょうか。

オンラインサービスと現実が強固に融合した世界で、ネット上のテロリストのようなAIと対決するというシンプルなストーリーで、本筋に関しては語ることもありませんが、付随する出来事と演出が優れている作品でした。

情報をひたすら吸収するAIというモチーフ自体は使い古されたものです。役回りとしては「攻殻機動隊」の"人形使い"よりも、「サイレント・メビウス」の方でしょうか。東京タワーでレビア・マーベリックと対決したAIは、情報をコピーではなくムーブしてしまうのか、現実世界が徐々に機能しなくなっていった点で、本作のAI"ラブマシーン"により近いものです。

しかし現実世界への影響をより具体的に、より人間くさく演出することに力点が置かれており、万人向けの作品として成功しているのではないでしょうか。

最後の四人の活躍、特に電脳の技術的な部分と最も縁遠い夏希の、文字通りの大勝負はクライマックス最大の見せ場であると同時に、本作のテーマを象徴するシーンなのでしょう。
佳主馬と夏希のアバターも格好良かったです。やはり耳ですね、特に佳主馬のはケモノで素晴らしい。

SFとしてはツッコミどころ多数ですが、細かい矛盾を気にせず見させてくれるだけの迫力がありました。

実録!これが散財だ!

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夜道で猫を跳ねそうになり、FALKENシンセラSN-816Aの制動力に不安を感じました。

R2の標準タイヤは155/65R14、外径560mm弱。性能が上がりそうなタイヤは、ブリヂストンPlayz PZ-XC、オーツ トランパスMP4、ダンロップの一世代前ル・マンRV502といったところ。PZ-XCは軽用、MP4とRV502はミニバン用です。
制動力目当てですから、どうせなら幅を165に上げて、165/60R14でセダン寄りのル・マンLM703か、同じ住友ゴムFALKENのZIEX ZE912にしたいところ。

ここで別の要素が浮上してくるわけです。165幅のタイヤを履くならホイールも5.0Jにしたいなあ、そういえば鉄ホイールだしなあ、と。
さらに、ホイールを交換するならスバルの名前が入ったものがいいなあ、プレオ純正も5.0Jだなあ、時々山に行くからブレーキの冷却も大事だよなあ、等と続きます。
R2購入時からホイールはいずれ交換するつもりだったじゃないか、と自己弁護することも忘れません。

結局、前に乗っていたプレオRSのものと同じ黒ホイールを入手、タイヤはちょうど店頭在庫があったZE912になりました。三本スポークの黒ホイールは凶悪な面構えだことで。

# あのホイール、エンケイ製だったそうですね

タイヤの剛性は明らかに上がっています。であれば突き上げも増しているはずですが、今のところ特に気になっていません。ハンドルは少し重くなりましたが、プレオRS比ではちょうど良い感じです。直進中の修正舵も頻度がかなり下がりましたので、ペットボトルのフタを開ける際の危険度が下がりました。R2の電動パワステに155幅の低燃費タイヤでは軽すぎたのかもしれません。

R2 Rの燃費は今まで、一回の満タンで余裕を持って500km走っており、約20.5km/lになるようです。プレオRSは頑張って400km(15km/l)でしたから、軽同士とはいえ最も燃費が悪い車種から、スバル最高の省エネ車への乗り換えは劇的です。タイヤ交換後は若干の悪化が考えられますが、それでも20km/lは切らないと予想しています。

トランスポーター3

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transporter3.jpg
また最終日の最終上映で見てきました。シネプレックス幸手に入るのは初めてです。

ヒロインのヴァレンティーナが実にビッチで、台詞回しや演技で笑わせてくれます。リュック・ベッソン監督ってアホですね(褒め言葉)。

「TAXi」や「フィフス・エレメント」といった過去の代表作は見ておらず、本作公開前に1・2をテレビ連続放映で見ただけだったりしますが、過去2作に負けずテンポが速くて楽しい作品でした。

「トランスポーター」シリーズ最大の特徴は、カーアクションが実は前面に出ていないことでしょうか。確かに結構な時間を割いていますし迫力もあるのですが、壊れれば普通に乗り換えており、車をスーパーヒーローの一部として、例えば「ナイトライダー」のようには描いていない印象を持っています。

人身売買、細菌要人テロに続き、今回は環境テロとスケールアップしました。といっても、やることは変わりませんが(笑)。
2作続けて使われたヌルヌル格闘は今回はお預けですが、その代わりスーツが新たに活用されています。予備もあるのが素敵です。

タルコーニ警部のパソコンはますます万能ですし、計算尽くのアクションも絶好調です。タルコーニが担当することになる情報戦で主人公側が圧倒的に優勢であっても、悪党側もなかなか一筋縄では行きません。何とか喉元に食らい付き、最後は鉄拳制裁。これぞ活劇です。

その情報戦は、ますますSFの次元に近付いています。「できなくはないけど、実現するのは先だよ?」→「よし、できるんだな」という感じでアイデアが盛り込まれていくんでしょうね。

どこから突っ込んでいいのかわからないダムでの浮上シーンや、クライマックスの屋根から列車内への車ダイブなど、見所も多く多人数でワイワイ見たら最高でしょう。
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