村田製作所

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CEATECの最終日、村田製作所ブースに行ってきました。

CEATECを見てきました、と言うべきなのでしょうが、時間が取れず、ほとんど村田製作所ブースしか見ていないのです。

ロボ好きには性能もデザインも、両方から注目度が高いムラタセイサク君ですが、まだテレビでしか見たことがありませんでした。昨年に妹ができたそうでして、ようやく実物を見ることができた次第です。

実に兄妹ですねー。しっかり者の兄と、少しおてんばな妹という感じに見えて仕方がありません。

というのは、兄の自転車乗りムラタセイサク君の安定性が極めて高く、はた目には磁石ででも固定しているように見えるぐらいだからです。胸のフライホイールがゆっくり回っているので、「バランスを取っているんだな」とようやくわかる、それぐらい微動すらしないのですから。
子どもも見に来ているので、もうちょっとアクションを入れた方がいいかもしれませんね。

そして妹の一輪車乗りムラタセイコちゃん。兄とお揃いの胸フライホイールは回りっぱなしで、これが妹っぽさも表現しています。左右はフライホイールで、前後は一輪車の回転でバランスを取っているのでしょうが、さすがに忙しそうでした。もちろん危なっかしさは全く感じないレベルですが。
機能的に意味があるのかないのか、小さいランドセルにジャンパースカート風の外形も、日本のロボット文化をよく表しています。

二人とも首が動くのですね。大抵のロボットの頭部に意味はないので、スターウォーズのWED15-I662みたいに、カメラだけが生えていても構わないのですが、彼らはあくまでショー向けとして、人型らしい演出の機能を持たせてあります。
出し物の劇は基本的に村田製作所のPRとして首尾一貫していますが、その中で活用されているわけです。
さらに、ムラタセイコちゃんは首の可動に加えてLEDで頬が赤くなります。このロリコンめ(ぉ

冒頭でしれっとE.T.のパロディが入ったり(自転車ものは通らなければならない道です)、部品メーカーである村田製作所の、知名度と企業イメージ向上戦略は、今のところ成功しているように思います。
「ナカハムラタデスカ?」も多少はインパクトがありましたが、やはり実物の説得力は強いです。

なお恐らく頭部カメラのことでしょう、誤動作防止のためストロボ撮影禁止でしたので、感度の高いカメラを持っていくべきでした。来年はK20Dを持参しましょう。
また動作の指示はBluetoothで行なわれているので、2.4GHzを使う無線LAN等も使用禁止となります。いずれも事前にアナウンスされますが、ご注意を。

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