こう何曲も聴かされたら書かないわけにはいかない!
気まぐれでBS日テレの「ヨーロッパ水紀行IV」をBGVにしていたら、ワタル2のBGMが流れました。
もちろんあの作品は日テレですから何の問題もありませんが、やっぱり良いですね。
iPodにはまだ入れていないので、折を見て入れるとしましょう。
ニューイヤー駅伝は日清食品が初優勝。
箱根駅伝は東洋の二連覇、駒沢復活、青学と城西のシード権獲得、と話題わんさかでした。
でも同じぐらい個人的に毎年楽しみなのはテレビ東京の新春ワイド時代劇です。
北大路欣也主演の96年版「それからの武蔵」はもう一度見たいのですが、萬屋錦之介主演の81年版しかDVDになっていないのですね。
今年のお題は柳生武芸帳。時代劇が好きとはいっても、大江戸捜査網や必殺仕事人、暴れん坊将軍の系統しかまともに見ていないので、本質的には仮面ライダーやウルトラマンと変わりません。
剣豪小説の一つも読むべきなのでしょうが、ともかくベースを理解できていません。江戸時代初期で、たしか宮本武蔵ものに柳生十兵衛らが出てきていたなあ、程度のレベルです。十兵衛ちゃんのおかげで龍造寺家の話を知りました。
そんな中、良いタイミングで柳生ものです。十兵衛(反町隆史)が隻眼になるシーンも含まれており(元々創作なので作品によって違うにせよ)、それを克服するくだりに兵庫助(松平健)や武蔵(宅麻伸)が絡んで、第二部の見せ場になっていました。
さて柳生武芸帳を狙うのは山田浮月斎(松方弘樹)と中ノ院通村(京本政樹)ですが、浮月斎のアクが強すぎで困ってしまいます。爺さんなのに強いですし。通村も史実によれば文人なのに、公家で剣豪という色っぽい役所です。
幕府を転覆できる巻物なんてミラクルすぎますが、これでいいんでしょうね。設定は稚拙だと思いながら、楽しんで見てしまいましたので。
木曜のNACK5「The Nutty Radio Show 鬼玉」という番組で、司会の玉川美沙さんが小さい頃、恐らく小学生の頃に映画「エマニエル夫人」をこっそり見たという話をしていました。
ちなみに第一作の公開が1974年。テレビ初公開は1979年のテレビ東京「木曜洋画劇場」で、これは同番組の歴代最高視聴率(22.5%)を記録したそうです。
この方は1971年生まれとのことですから、このテレビ初公開時に見たとすれば8歳の頃の話になります。8歳で女の子がこっそりこの映画を見るのねえ…と妙に感心したりもしましたが、それは置いておいて。
一番興味を引いたのは、記憶の中ではエマニエル夫人が座っていた籐の椅子がもっと大きかったような気がした、と言っていたことです。子供の頃の記憶の補正というのは自分以外のものにもかかるものなんですね。何となく自分の周辺だけのような、特にテレビのような一方向メディアでは起こらないような気がしていました。
或いはそれだけ見入っていたということでしょうか。