柳生武芸帳

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ニューイヤー駅伝は日清食品が初優勝。
箱根駅伝は東洋の二連覇、駒沢復活、青学と城西のシード権獲得、と話題わんさかでした。

でも同じぐらい個人的に毎年楽しみなのはテレビ東京の新春ワイド時代劇です。
北大路欣也主演の96年版「それからの武蔵」はもう一度見たいのですが、萬屋錦之介主演の81年版しかDVDになっていないのですね。

今年のお題は柳生武芸帳。時代劇が好きとはいっても、大江戸捜査網や必殺仕事人、暴れん坊将軍の系統しかまともに見ていないので、本質的には仮面ライダーやウルトラマンと変わりません。
剣豪小説の一つも読むべきなのでしょうが、ともかくベースを理解できていません。江戸時代初期で、たしか宮本武蔵ものに柳生十兵衛らが出てきていたなあ、程度のレベルです。十兵衛ちゃんのおかげで龍造寺家の話を知りました。

そんな中、良いタイミングで柳生ものです。十兵衛(反町隆史)が隻眼になるシーンも含まれており(元々創作なので作品によって違うにせよ)、それを克服するくだりに兵庫助(松平健)や武蔵(宅麻伸)が絡んで、第二部の見せ場になっていました。

さて柳生武芸帳を狙うのは山田浮月斎(松方弘樹)と中ノ院通村(京本政樹)ですが、浮月斎のアクが強すぎで困ってしまいます。爺さんなのに強いですし。通村も史実によれば文人なのに、公家で剣豪という色っぽい役所です。

幕府を転覆できる巻物なんてミラクルすぎますが、これでいいんでしょうね。設定は稚拙だと思いながら、楽しんで見てしまいましたので。

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