2017年3月アーカイブ

Logitech M212のスイッチ交換

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m212.jpg狭いとこ用にMK245 NANOを導入しましたが、マウス(M212)が酷かったのでスイッチをオムロンD2F-01Fに交換しました。

電池ボックスに見えているネジ1本を外せば、お尻側(ホイールの反対側)から開けます。

D2F-01Fは今月閉店のヒロセテクニカルでは手に入らず、結局マルツになってしまいました。ヒロセ無線時代からお世話になっていましたが、また少し寂しくなります。

M212に付いていたのはHiMAKE(台湾?)でしたが、ONにした後、指に力を入れて意識的に持ち上げないと、OFFにならない感じがするのです。オムロンの特性の解説に言うところの、復帰位置が原点に近すぎるとかでしょうか。

マイクロスイッチの足に手持ちの古いハンダ(まず間違いなく有鉛)を足してやると、後はすんなりできました。近くにトランジスタか何かがあるので、吸い取り線の扱いにはちょっと注意が必要かもしれません。

交換後はもう何の問題もなくなりました。HiMAKEはロジテック製マウスで過去にも何やらあったらしいですが、とりあえず同じような特性にしてもらいたいものです。人間が触るところは些細な違いが気になるのです。

余談ですが有鉛ハンダを使っていたハンダゴテを無鉛ハンダのハンダ付けに使うのは御法度だそうな。手持ちのを使い切るのが何年後かわからないので、その時になったらコテ先を新調するとしましょう。
なんとなく「電子立国 日本の自叙伝」テーマ曲が聴きたくなりました。

某動画サイトに打ち込みであろうものが上がっていますが、持っているんですから自分で録音してみようと、LD棚を見たらない! そういえば以前キャプチャした後に実家に置いて来たのを思い出し、再度持ってきました。

生まれて初めて購入したLDがこれか、「ナノ・スペース」のどちらかだったと思います。多摩センターの新星堂にて、普通に店頭在庫品を。良い時代でした。あのお店はドキュメンタリーLD在庫が豊富でした。

CDもLDもDVDも、音声の光デジタル出力はかつて常識でしたが、LDのこの端子を使うのは初めてです。MDに使うつもりで確保してあったDA-Port USBと接続して録音。

でも久々に見返してみると、作中でのテーマ曲は結構ナレーションが重なっているのですね。結局、6話冒頭から序盤を、エンディングから残りを取り出して切り貼りすることにしました。

この当時の編集は当然アナログでしょうが、音圧の違いはともかく拡大してみると何だか同じ場所でも波形が違います。左上がりと右上がり。音量が上がっていくとかでなく、瞬間(数百サンプルぐらいの)それぞれの波形が、です。

釈然としませんがとりあえず適当に、強い音(ドラム)が入る直前の0に近い瞬間を切り替え点として、後半部分は2dB上げて繋ぎ当初の目標完了としました。

# 音飛びする「アリババタウン」もこうやって試行錯誤して編集しましたっけ

「建設中の4Mメモリ」「16M予定地」...メガ! 1991年ですからね。PC-9801DAと一太郎4の時代。三宅アナウンサーもすっかりゴマ塩で。

DRAMも全て消えて最後のエルピーダはマイクロンとなり、東芝は不祥事の連続でフラッシュメモリ事業も売却決定。この番組を思い出したのは本当に無意識だったのですが、四半世紀もすれば色々あるものです。

倒置

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言語にも色々ありまして、日本語は最後に述語だとか英語は主語のすぐ後に述語だとか、そのあたりの話題は英語の授業にて最初の方で耳にしたような気がします。言語の構造に意識が向かうきっかけです。

ガキんちょの時分は「白人=英語=欧米」といった大雑把な感覚を持っているので、そこに「ヨーロッパの言葉なんか全部方言程度の違い」みたいな不正確な情報が加わると、「綴り以外は英語みたいなもの」と思ってしまうわけです。

が、なんか変だな、と思ったのは錬金術の本で「マテリア・プリマ」という表現を目にしたときでした。ファンタジー方面には主物質界「プライム・マテリアル・プレーン」という用語がありまして、似ていますが語順が逆です。

ヨーロッパの共通語としての役割があったのかどうか、学問はラテン語という長年のしきたりがあったそうでして、錬金術用語もラテン語です。現代でも知識層のたしなみだと聞いたことがありますが、そのラテン語は形容詞が後なのです。

# 「マテリア・プリマ」は要するに一番エライ(架空の)物質のことで、錬金術なので霊的にもエライ

これは元々はアリストテレスが言い始めた言葉で、「プリマ・マテリア」という表記もあるのですが、こっちは古代ギリシャ語由来だから? なのでしょうか。調べたら古代ギリシャ語は英語と同じく形容詞が先のようですし。

ともあれ、これを見て前置修飾の言語と後置修飾の言語があるのだと気付きまして、ふと「フィルム・ノワール」という言葉を思い出しました。そういえばフランス語もラテン語系だったなあ、と一人納得したのです。

さて話は少し変わって、倒置法はあえて文節を入れ替える強調構文ですが、倒置された結果が他言語にとって自然な順序だった場合も、翻訳の際は倒置し直すか、何か強調を入れた方が良いのでは、と思うことがありました。それが「指輪物語」のあの銘文です。

"One Ring to bring them all, and in the darkness bind them."→「一つの指輪は全てを捕らえて、暗闇の中に繋ぎとめる。」

これが「一つの指輪は全てを捕らえて繋ぎとめる、暗闇の中に。」とかではないか、ということです。もちろん根源的には英語であろうと頭の中に認識される順は耳から入る順に違いないでしょうが、そのちょっと上の階層ではどうなのか。

ところで"bring"が「捕らえる」と訳されているのも面白いですね。直訳「連れて行く」ですが、ゴクリがそうであったように半ば自発的にサウロンのところに向かうので、虜になることを表した訳であるように思います。

クラッシュ!アアー!

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何やらNTFSパーティションがRAWになってしまったのでした。外付けDVDを接続したタイミングで発生したBSODがきっかけのようですが、因果関係はわかりません。

うかつなことにバックアップを止めていたのです。サーバーの4TBの空き容量が心細くなってきたため、ミラーリングしてHDDの物理的損失がまずあり得ないし、しばらく放置ということに。

そうしたらごらんの有様だよ!BSODが明けたらWindowsが起動できないどころの話ではなくなっていました。Mac OS側は大丈夫でしたが、パーティションの論理破壊なんていつ以来か...ちょっと思い出せません。DOS時代のディスクキャッシュ絡みとかでしょうか。

それで、TestDiskは手も足も出ませんでした。有料に手を出すなら日本企業にお金を払いたい、とファイナルデータの体験版を入れたら途中で止まってしまいました。次にEaseUS Data Recovery Wizardの無料版を入れたところ、全て見えているようでした。

というわけでEaseUSのパッケージ版(の方がオンラインより安い)を買ってきて、シリアルを入れてそのままリカバリーし、無事に恐らく全て救出でき安堵したという次第。

ただ、ファイル名が化けました。'\'や'|'等を'_'に置き換える処理の影響を受けるようで、シフトJISの下位バイトがこの置き換えで例えば「ソ」「ポ」が「ダ」、「予」が「誉」になっていました。ポメラニアンがダメラニアンになるわけです。他、ドイツ語のウムラウトが消えます。共にプレビューの時点では化けておらず、書き出しの時点で起こるようです。

ファイル名とフォルダ名で通る処理が違うようですが、両現象ともEaseUSのサポートに報告しておきました。その内直ることを祈りますが、Unicodeでないアプリはまだまだあるのですね。他でもないMicrosoftの「ファイル履歴」機能あたりもそうらしいのですが(汗

Mac miniのHDDはミラーリングをメインで使うのは止め、2TB+ミラーリング2TBでバックアップの体制に変更しました。もちろん教訓は得ましたが、データの欠損がなくて本当に良かったです。油断大敵というお話でした。
せっかく回復した矢先、12月中旬から再び体調が悪化しました。熟眠障害のせいだとわかっているのですが、どうにもならず八方塞がりで、結局再び精神科の門をくぐりました。

最近悪い意味で話題になった「ためしてガッテン」血糖値回ですが、後半が睡眠の質に焦点を当てており、眠剤の新顔ベルソムラとロゼレムを取り上げていたのがきっかけでした。熟眠障害はどちらかというとロゼレムだそうでして、試したかったのです。

# ベルソムラは鬱病患者にはリスクありとやら

医者から「弱いよ?」とは言われましたが、仮面鬱治療中の頃と違って基本的に寝入りには問題ないので処方してもらいました。

しかし改善の様子が見られない。最初は様子見の1週間分でしたし、そもそも弱いのですからほとんど効かなくてもおかしくないのですが、睡眠不足のもうろうとした頭で必死に考えるわけです。きっかけというのは大事ですね。

より熟睡できる状態にあるはず(注:半ばプラシーボ)だから、自律神経云々は一度棚上げしてみて良いのではないか。外部からの刺激により妨害されている可能性もあるのではないか。

騒音もないし常夜灯もない。アロマがあるが少なくとも不快ではないし、基本的に香りには鈍感。枕も一通り試したし、むずむず足症候群の類もない。他に毎日確実に遭遇するものは何か。

ということで、電気毛布に行き着き、使わなくなったら途端に翌朝の気分が一変したのでした。

電気毛布は寝る前に使い、電源を切ってから寝るのが割と常識らしいのですが、寒くて目が覚める環境に長いこと住んでいたもので、そんなことはつゆ知らず。独り暮らし時代のアパートなんか朝起きると息が白い(注:室内)有り様でしたから。

覚醒時に暖かくするとリラックスして眠気を誘われますが、入眠に際しては体温を下げます。熱を逃がすために体中が暑くなりますが、これを邪魔すると熟睡できないという仕組みになるようです。

これもまた夏に関して考えると、暑くても何か一枚かけないと風邪を引くと教えられ、また実体験でもそうだった環境で育ちましたが、酷暑の埼玉県民としては検証の必要がありそうです。

HFS+とWindows 10

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Windows 10のAnniversary UpdatesでBoot CampのMacパーティションが見られなくなるという現象がありまして、対応される気配がないのでParagonのHFS+ for Windows 8/8.1 Free Editionを入れたところ、特に問題もなく動作しました。

まず動作するだろうと思ったものの、頑なに「Windows 8/8.1」と書かれているので一抹の不安もあったのですが、バージョン判定で拒否されることもなく至って素直なものでした。
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