3GBと4GBなんて違わないだろう、と64ビットWindowsの出始めの頃には思っていましたさ。当時はXPメインの時代、画像や動画を扱わなければ2GBで余裕でしたから。
しかしOSとアプリがメモリを食い尽くした後の余力ですから、そうした状況がひとたび発生すれば、スワップ(残量0)と1GBの比であって、倍率は計算不能のゼロ除算となります。
私とMacBookをそこに追い詰めたのはVisual Studio 2010でした。というわけでVS2010の使用頻度が上がったため、OSとHDDを強化しました。
Vista x86から7 x64へ。せっかく延命されたばかりでしたが、OS上のプログラムも多い立場なので、遅すぎたぐらいです。もう8がリリース間際、経費節減といっても自粛しすぎはダメですね。
250GB/5400rpmから750GBハイブリッド/7200rpmへ。出たばかりのSeagateのハイブリッドです。Mac側は120GBから160GBの微増としました。
使い物にならないレベルだったVS2010が、かなりまともになりました。次期版(2012?)ではもう一歩の高速化を期待したいところです。
電源投入からログオン画面までもかなり速くなったのですが、ログオン後が嘘みたいな速さです。ひょっとしたら64ビット版ウイルスバスターが速い、なんてこともあるかもしれません。
しかし、そうなるとまたタイミング問題が出るわけです。ログオン時タスクからのShell_NotifyIconで、FALSEなのにERROR_SUCCESS、何の関係があるのか不明なERROR_NO_TOKEN、この2パターンが新たに出現しました。
前者はともかく後者は何なのか。GetLastErrorの戻り値は判別せず、回数を制限してリトライするのが無難に思えてきました。
環境依存であるタイムアウトや回数制限を避けるとすれば、通知領域へのアイコン登録は後回しにして、登録できるまでウィンドウを表示してしまう(消すと終了できないため)ことになります。
真っ白ウィンドウでは格好が悪いので、いっその事スプラッシュウィンドウを登録できるまで常時表示するようにするのが、UIとしての妥協点でしょうか。
Windows 7でslnを「プログラムから開く」でVisual C++ 2005 Expressに噛ませたところ、以後VC++2005からしか開かなくなってしまいました。
何度「プログラムから開く」でVisual Studio 2008を指定しても、ダブルクリックするとVC++2005に行ってしまうのです。コントロールパネルの「関連付けを設定する」でも効果無し。
そういえばUACを求められなかったことを思い出し、HKEY_CURRENT_USERを探したところ、関連付け情報がありました。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts
ここの.slnを削除したところ、無事に元に戻りました。恐らくVistaも同様の操作でしょう。
私が小さい頃、まだ蛍光管の電卓が現役でした。シャープのもので、メモリーの使い方が今と違うものでした。演算結果の総和を表示する"T"というキーがあったのみだと記憶しています。
さて、Windows 7で電卓が改良されたことが好評らしいのですが、私にはどうも合いませんでした。
16進も小数も頻度が変わらないものですから、関数とプログラマを分けられては面倒くさいのです。しかも切り替えがAlt+1などキー2つですし。
自宅ではあまり使わないので、会社MacBookがVistaの間は気にしなかったのですが、あっちも7になったので、何とかしてみました。
Vistaのcalc.exeは持ってくるのに注意が必要で、ja-JPフォルダ作り、その中にcalc.exe.muiを置かなければなりません。XPのcalc.exeは単体で動きました。
余談ですが、そういえばWindows 3.1の電卓にはバグがありましたっけ。パソコン通信で配布されたアップデートも懐かしい思い出です。