2011年3月アーカイブ

地震後

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地震規模がM9.0に上方修正されたのでしたね。日本の観測史上最大ですよ。もう歴史的瞬間を経験したということで、貴重と前向きになる以外に何ができるというのでしょうか。

おかげで福島第一原発が末期的のようですが、風来坊でもなければ、当てもなく移住することはできないのです。

東京電力のやり方が最悪を想定しない場当たり的な対応にしか見えないので、「こんな連中の言い分を信用してきたのか」と原発黙認派として反省することしきり。政府もまた後手に回りっぱなしで、救いのない状況です。

一方で東北電力管轄の原発は安全を保っており、日頃からの危機意識の違いを実感しています。

勤務先は、私の部署がある建物の被害は軽微でしたが(それでも壁の石膏ボードが割れたりしています)、もう一方がやられ気味で社員食堂も使えなくなってしまいました。痛々しい立ち入り禁止区域が設けられ、中の様子はうかがい知れません。そのうち竪琴が生えた若者が出没しそうです。

業務はなんとか日常通りですが、それも「計画」停電がなければのこと。午前の停電が事前にわかっている場合、シフト通勤をするよう通達が出ました。午後の場合...ノートPCの人は粘れ、さもなくば帰れ、とのことで。はい、私はMacBookですね。

何を作るにも部品が必要ですが、東北にある半導体メーカーのラインが電力の総量規制で立ち上がらないと聞きました。

電力が余ろうが余るまいが、絶対にその地域が停電しない期間を半月前ぐらいに把握できないと、予定の一つも立てられないのですよねえ。これでは日本の産業が死んでしまいます。

地震酔いが少しあります。三半規管の異常だと言われますが、私は神経質になっているだけだと考えています。つまり今まで無視していた脈拍など由来の微動を感じ取ってしまっている、と。本物そっくりにアニメを動かすと小さな動きで違和感を覚えるように。余震が終われば忘れるでしょう。

朝が辛くなりました。湘南新宿ラインの運休で宇都宮線の本数が実質半分になって座りにくくなった上、停電があると時間調整で合計20分近く遅れるので、早く出ているためです。

勤務先周辺は何もないので弁当必須。妻には弁当を作ってもらい、共同だった朝食は私。以前より1時間近く早く起きています。睡眠時間は体質なので、できれば11時に眠って6時間睡眠を確保したいのですが、なかなか難しいです。妻も前日の内に弁当準備をしているので疲れ気味。

大宮と勤務先が同じグループなので、停電早退をすると買い物ができません。駅からの明かりが反射する以外、見渡す限り真っ暗な大宮の街並は、気味の良いものではありませんでした。

品薄は続いています。ガソリン、米、トイレットペーパーは半ば解消、牛乳、卵、ティッシュは安定せず、ヨーグルトと水は絶望という感じです。水の代わりにお茶と見ると、烏龍茶は見かけますが渋くて嫌いです。麦茶万歳。

牛乳も卵もヨーグルトも保存が利きませんから、買い占めの影響は電池ほど大きくないはずです。酪農は東北や北海道が多い印象ですから、やはり入荷が減っているのでしょう。牛乳は長野のものが出回り始めています。

ヨーグルトといえば、牛乳にヨーグルトを一さじ入れるとヨーグルトになる、と理科の先生が言っていましたっけ。食中毒になりたくなければ一世代で止めておけ、とのことでしたが。

2週間ほど、昼休みのウォーキングを止めていました。原発のナニで外出を減らしたかったためですが、そうしたら代謝が落ちて一時的に冷え性になってしまいました。マフラーを巻いて仕事をする有り様。今週月曜から再開して回復しています。

まずは原発ですね。落ち着くまで何ヶ月かかるのでしょうか。

備忘録2

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Windows 7 Service Pack 1の不要ファイル削除
dism /online /Cleanup-Image /spsuperseded

Vista(と7?)でCTRLやSHIFTなどのシフト状態が画面上に表示される
コントロールパネルから、「ペンと入力デバイス」~(「ハードウェアとサウンド」~)「ポインタオプション」で「ペンボタンを押す」のチェックを外す。

大地震

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まさかM7.3が前兆だったなんて...それもわずか二日後に。

異様な縦揺れがあり、これが東北沖だとしたら震源近くは大変なことになると思いながら、勤務先で机の下に隠れていました。

もう一歩で蛍光灯が落下する勢いの揺れで、建物に少し損傷がありました。建築士などに検査してもらう必要がありそうです。

同僚の車で何とか帰宅できました。県道栗橋線でも信号が止まっている箇所がありました。蓮田周辺で道路の陥没が一カ所ありました。自宅のすぐ近くで、野良猫が唸りながら全力ダッシュですっ飛んでいきました。

妻は都心勤めのため動けず。自宅は少しだけものが落ちましたが、幸い特に壊れたものはなし。

国内過去最大のM8.8、昨年のチリ地震と同規模です。世界歴代でも上位のはずです。海外の報道ではM8.9と言っているようです。

しかも震源の深さが10km。場所によって10m以上の津波があったとも言います。仙台などが飲まれました。

私が生まれてから国内のM8級は1994年北海道東方沖M8.2、2003年十勝沖M8.0の2回のみ。過去最大は明治時代の三陸地震M8.5でした。

津波による遠距離での被害は、1960年チリ地震を筆頭に周知です。しかし直接の揺れだけで被害を及ぼせる範囲がこれほど広いなど、想像していませんでした。

勤務先が震度5強、自宅でも5弱。5強であれということは、家屋が倒壊するレベルとはどんなものなのか。

昨年10月に経験した起震車の「兵庫県南部地震」(直下型M7.3)よりも怖かったです。機械が作る揺れは瞬発力がないとか、そうした違いでしょう。

避難中に強い予震が来るやら、生まれてこの方、最も恐ろしい経験でした。

福島の原発で一次冷却水が止まってしまったようですね。無事に制御し終えられることを祈ります。

Wordのレイアウト

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勤務先の仕様書の一つに、Word 2003で開いたときだけレイアウトが崩れるものがあります。文書そのものはWord 2000で作られたようで、そう古くはありません。

互換性設定を当たったところ「文書をレイアウトするときにプリンタの設定に従う」をONにすると2003でも大丈夫だとわかりました。

この設定はOFFにしないとレイアウトが崩れるとして知られているようですが、逆パターンになります。ちなみに2007だとOFF(デフォルト)のまま問題なし。

テンプレートで表として外枠が設定された、いかにも一太郎が得意そうな日本的な書式のものですが、その外枠の外側に文字が全て追いやられるという、とんでもない崩れ方をします。

2003がWindows XP上、2007がVista上という違いはありますが、デフォルトのOFFはプリンタに従わ「ない」わけですから、違いは純粋にアプリの内部処理でしょう。

OpenOfficeだと一行の幅が全く違うために崩れますが、とりあえず普通に内側にはあるので見た目が酷いだけで済んでおり、2003よりマシという妙なことになりました。

2000から見れば2007より2003の方が近しいものだと思っていたのですが、そうでもないようです。

ご開帳

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mjw751.jpgマルマンの電波懐中時計を愛用しているのですが、電池寿命3年の公式スペックは全く信じていません。MJW751、MJW851共に、恐らく1年ぐらいがいいところ。

電池が減ってくると大幅にずれるようになりまして、どうも受信装置が先に止まってしまう感じです。入感するしないに関わらず、受信装置が止まった状態で受信を試みることが、大幅なずれに繋がるようです。

そして電池交換は¥1500とか¥3000とか(大抵税抜き)かかりまして、1万円の時計にかけるお金としてはバカになりません。

大宮LOFTのオンタイムで明工舎のこじ開け(ART No.49310の幅広の方)が手に入ったので、電池交換に挑んでみました。

事前の予備知識はここらで得ました。私の最初の懐中時計だったALBA V701-0A20はダイソーの工具でも開けられましたが、生活防水の上に隙間がないマルマンのものはそうはいきません。

先が細くないとそもそも入らないのですが、細いと丈夫な素材の必要があり、多少は良いものを使う必要があります。MJW751を開けたのが写真の状態です。電池はCR1620。

内側から見ても、工具を入れられるようにできている場所はないように見えます。ですので、やはり先の細いこじ開けを、任意の場所に突き立てるしかないのでしょう。

思ったよりも力が必要でしたので、滑ったら指に刺さります。タオルで保護して行ないました。開けば後はピンセットで片側を外すだけです。精密ネジは外さなくても大丈夫かもしれません。

これで数百円で電池交換できるようになりました。電池寿命が長い懐中時計を新しく買おうかとも思いましたが、もう大丈夫です。

狐につつまれた!

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所帯を持ったということで、遅まきながら本気で家計の見直し。中でも通信費。

現在、アナログのテレホーダイ時代から契約しているネットラピュタをフレッツ光で、ひかり電話付きで契約しており、合計毎月¥7610かかっています(ナンバーディスプレイ等を含めた数字)。

ネットラピュタに愛着がないこともないですが、運営母体も変わりました。メールアドレスも最近ほぼフリーメールに移行しましたし、ブログ以外のウェブも自宅サーバーに移行しました。

プロバイダのウェブやメールはもう必要なく、インターネットに繋がってさえいれば良い状態にしてあるので、グローバルIPだけ振ってもらえれば充分なのです。

ところが、ソフトバンクモバイルのユーザーならホワイトBBがまず候補に入りますが、この番号ではADSLを入れられないとの話になりました。

116に問い合わせたところ、「ひかり電話専用番号帯」なるものがあり、たとえフレッツADSLであろうと番号が変わらざるを得ないそうな。従来の電話番号をひかり電話にすることはできますが、新規は特殊な市内局番になり、ひかり電話以外に変更不能。

携帯電話もキャリア間で番号を維持できるこの時代に...。一方通行が存在するなど考えもしませんでした。法制度的な問題なのかNTTの囲い込みなのか、いずれにせよ「騙された」感があるのは確かです。

嫌悪を覚えたので脱出を決意。番号が変わる前提で以下の選択肢となりました。

1. Qit+UCOM光電話 ¥3890
2. au光+auひかり電話 ¥4837
3. ホワイトBB ¥3680 2Mbps以下?

筆頭候補はUCOM直営Qit。ナンバーディスプレイを入れても¥4300。工事まで1週間、ただし固定電話の切り替えがその後2週間かかり、その間不通になるとのこと。どうせ滅多にかかりませんから構いません。

au光で安いのはBIGLOBE、So-net、Niftyあたりですが、特に付加サービスも必要ないので、あまり考えていません。

光収容がない地域なのでADSLはいつでも可能ですが、¥1980を謳うホワイトBBも電話回線と合わせると¥3680になってしまいます。しかも局から3.5km/46dBはリスクが高いでしょう。2.5km/32dBの実家で5Mbps以上出ていたので、悪い印象はありませんが。

まずはQitに突撃してみますが、果たしてUCOMの回線品質やいかに。今回の教訓としては、引っ越した先でNTTを使いたければ、最初はフレッツADSLで契約する、ということでしょうか。
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