2012年5月アーカイブ

クレバリー逝く

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私にとってはキーボードの店だったクレバリーが倒産してしまいました。

残念ではあるのですが...我が身を省みると、自作PCから引退して久しく、ALi/ULiと一蓮托生でしたから、パーツらしいパーツも5年は買っていませんでした。

このサーバーがAMD E-350自作機ですが、CPUもマザー直付け、拡張スロットも使わずだと自作というよりキットみたいで、組んだ実感がないところ。

ノートPCでビデオキャプチャから何からできており、私の中で自作PCが既に趣味として終わっていることを実感します。

1999年に新卒で就職した愛知の某周辺機器メーカーで、割り当てられた486マシンが遅すぎ、勝手にASUS P5A-Bに入れ替えたのが最初の自作機でした。

Cx6x86MX/MIIからCeleron、Pentium 3、Athlon、Pentium 4、Athlon 64、Athlon 64 X2となり、MSI K9NU Neo-Vが実質最後となりました。ThinkPad X61 Tabletを購入した2008年まで、約10年間。

10年間、秋葉原も大きく変わってしまいました。ジャンク、無線、PCとジャンルこそ変われど電気街であったのが、今やマンガ・アニメ文化が幅を利かせています。

紙と電子情報、一括りにすれば共通項はソフトウェアになるでしょうか。電気街時代をハードウェアの街だとすれば、これもパラダイムシフトだったのです。

電子部品関係の店には残っていてほしいのですが、再開発で一気に消えてしまうのかもしれません。秋葉原なんか小綺麗にしたって場違いだと思うのですが。

少し前にはエフ商会も消えてしまいました。かつて馴染みの店が消える度に、自分の足が遠のいていたのを実感し、切ない思いに駆られます。

無常。自分の思い出が過去の世界になりつつあると感じて寂しく思うのです。そして或いは自分もが。

一、二、たくさん

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最初に始めた人は讃えるに値しますが、二番目ぐらいの人もかなり価値があると思うのです。

我々平々凡々とした人間は、あると安心してしまうようで、既に道があるとその道で進んでしまいます。

ところが道が二本になっていると、特に二本目ができる様を目撃していると、じゃあ三本目を作ってみようか、という気になるのです。

一を聞いて十を知ると言いますが、一を聞いても一しか知らず、二を聞いて十を知る、ということになりますね。

B-CAS改竄

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有料放送をタダ見する方法がネット上で広まっているようです。

原理としてカード自体を改竄する必要があるわけですが、それに使う機器は住基カードのリーダーであるとか。なぜ書き込み機能があるものが流通しているのかが一つの疑問です。

例えば遠い昔、テレホンカードの改竄では公衆電話機自体が盗まれて使われましたが、あれは一つの敷居でした。つまり機器の入手が難しければ、誰にでも悪用されることはないのです。

# その後、廃止した頃には改竄用機器が出回っていたのだったか

汎用品を使えばリスクは高まるに決まっているのに、間抜けな話だと思います。カードの形を廃して完全に組み込んでしまう話も出ていたと思いましたが、最初からそうするべきでした。

それができないなら、有料放送は別のシステムにすべきでした。アナログ時代のWOWOWデコーダーのように、チューナーの出力をもらう形の外付けハードウェアであれば、完全に組み込むことも容易だったでしょう。コスト増ではありますが。

運営会社の実体などB-CAS自体が不透明だと言われますが、国内企業を保護しようという考えであるとするなら、時代に逆行していますが理解はできます。しかし中途半端なもので屋台骨が危うくなっては本末転倒です。

この騒動に対し、技術的対策と法的措置を検討中だと言いますが、後者はともかく前者はどこまで可能なのか。

B-CASカード自体がスクランブル解除の機能を担っていたはずですから、何らかの認証を経て機能が有効になるのでしょう。認証プロセスは機器とカード両方を新しくしない限り変えられません。

となると、ホスト(テレビやレコーダー)側で不正と思われる値を検出したら、使用を中止するぐらいが関の山です。それもイタチゴッコになるでしょう。放送ダウンロードでの更新も、どこまで行き渡らせることができるのか。

法的措置にしても、掲示板やウェブ運営者を訴えることは可能でも、改竄カード利用者を見つけ出すことは困難です。電話回線もLANケーブルも接続しなければ、機器から通報させようがありませんし、故障や破損による誤報も考慮すると、弊害が大きくなりかねません。

お粗末なことになったものですが、とりあえず「破られた」とした上で次の規格を急いで決めなければなりません。もう完全組み込みにしても手遅れです。形が変わっただけなら、配線をバイパスすれば中身にアクセスできるからです。

固定機能で半永久的にセキュリティを維持できると考えること自体が時代錯誤ですから、やはり無料放送と機器を区別した上で、有料放送はネット接続或いは他の手段(BDのMKBのような)での定期更新を必須とする他ないでしょうか。

金環食

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eclipse2012.jpg
準備不足でしたが、金環食を見てきました。一応、撮影もしてみました。

暗くしすぎてしまって露出が長くなり、中望遠でさえこの有り様ですが、次の北海道で借りを返すとしましょう。
レンズキャップ2mm穴+肉眼用フィルムはやり過ぎだった...

大宮付近でも見られたようですが、晴天の予報だった宇都宮に遠征しました。他にも三脚を立てて構えている方がいました。

三大都市圏で見られた平安時代の前回というのは1080年のようですね。12月14日というのは当時の暦でいつなのでしょう。単純に太陰暦に変換すると霜月の一日でしたが、特に歴史的な出来事はなかったようで。

6月に金星の太陽面通過、7月に木星食、8月に金星食。今年は天文イベントが多いです。取り急ぎ6月までに太陽撮影の準備をちゃんとしておくてしましょうか。

ICZ-R50にFM外部アンテナ

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icz-r50.jpg
結局、音飛びがなくならなかったので、少し前にICZ-R50を導入しました。非常に良好です。

FMアンテナ端子がないのは何とかするつもりでしたが、当初はロッドアンテナを外して、代わりにラグ端子を取り付け、ミノ虫クリップでアンテナを接続していました。ちなみにAMアンテナ端子の右側(外側)がGNDになっています。

ロッドアンテナを外したのは、局によってはビートノイズが乗ったためです。J:COMのFM再送信なので周波数が少しずれており、元の電波に入られるとこういうことになります。

画像で見てわかるとおり、ロッドアンテナの付け根まで一本の針金が延びています。この先にミノ虫クリップ経由(コード一本にならざるを得ない)でアンテナを接続するとなると、そこそこ電波を拾ってしまうのです。NACK5ぐらいだと聞こえるレベルでした。

icz-r50_ant.jpgそれでも録音自体はほぼ実用になっていましたが、ちょっと引っ張ると抜けてしまうので、ミニジャックを中に取り付けてみました。GNDと離れる距離も短くなり、配線で拾う電波は無視できるレベルになりました。

側面に出すのが理想ですが、やや薄めのものでないと入らないでしょう。秋葉原にあまり行かなくなってしまったので、今回はELPAのミニジャック(HK-MJ01H)を使っています。郊外でもホームセンターで手に入る助っ人です。

裏蓋の内側も、強度のための構造を少し削る必要がありますが、大した問題ではないでしょう。2.5Φミニミニジャックなら、穴開け以外の加工は不要にできるかもしれません。裏蓋を完全に取り外せるように設計してあった針金の先は、残念ながら切断しました。

なぜ旧三洋やオリンパスにしなかったかといえば、安いですし、ソニーが好きだからです。この大きさの筐体ならアンテナ改造ぐらいできると思いましたから。

というわけで、その気になれば電池で外でも今まで通り使え、かつ外部アンテナ端子としての実用性も高いものになりました。

空気読んでください

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5/21の金環日食、どうも曇天のようで...。

週末を何週も連続で雨にしてみたり、今年のお天道様は陰険です。

KB2686509が入らない

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Windows XPの脆弱性MS12-034への更新KB2686509が入りませんでした。

要するにキー入れ替えのレジストリ(Scancode Map)を入れているとエラーになってしまうとのことで、一時的に削除して、更新後に戻すと回避できました。

説明を見る限り、キーボードのレイアウトドライバの全チェックをかける過程で、Scancode Mapエントリもその一つとして扱われるためにエラー、という感じでしょうか。

マイクロソフト自身も情報を提供しているレジストリエントリぐらい考慮すべきと思います。
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