2013年2月アーカイブ

無効デバイスのPnP

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前回接続時に無効に設定したデバイスが接続されると、DBT_DEVNODES_CHANGED以外は何も来ないようです。

DBT_DEVICEARRIVALは発行できませんし、いきなりDBT_DEVICEREMOVECOMPLETEというのも不自然ですから、仕方ないのでしょうが。

というわけで、列挙してVendorIDやDeviceID/ProductIDで絞って、CM_Get_DevNode_StatusのpulProblemNumberがCM_PROB_DISABLEDになっているのを見つけたら、という地道な作業をするしかないようです。
badge.pngiPhoneが普及させた「バッジ」というものがあります。ホーム画面のアイコン上に赤丸の数字を重ねるものです。Mac OS XでもLionからサポートされました。

よくできていまして、桁数が増えると横長になって4桁まで表示可能。欠点は自然数以外を一切受け付けないことで、プラスもマイナスもゼロもダメです。

最近は気温の表示など、0以下になり得るアプリが出ていまして、改善を望みたいところです。実は文字の表示ができる非公開APIもあるのですが...。

さて一方のWindowsはというと、Windows 7でタスクバーにオーバーレイアイコンを表示できるようになりました。

こちらは"!"や"?"等、アイコンなら何でも表示できます。欠点は、逆に文字や数字を簡単に表示する方法がなく、大きさも16×16に固定されていることです。

大きさが固定なのが痛いですが、アルファチャンネル付きのアイコンを生成する方法が公開されているので、これを使ってバッジ的に使うサンプルを作ってみました。
SetOverlayIcon.zip

位置合わせは一桁の数字で行なったので、"W"のような大柄な文字ははみ出気味です。日本語も受け付けますが同様。

一応、2文字以上も縮小しますが、何しろ16x16の赤丸のさらに内側ですから、数字でも2桁が判読できる限界だと思います。

文字数を節約するため、先頭の"-"は特別に処理するので、負の数も1文字扱いから始まります。

また正負記号を右上に重ねることで、例えば"9+"とすれば、数字そのものは1桁だけで「10以上」を知らせることができます。

内部の描画にGDI+を使っており、フォントはFranklin Gothicです。主に"1"の配置が綺麗という理由によります。Arialは何だかバランスが悪くなりました。

バッジの他に進捗表示と点滅の機能があります。点滅はFlashWindowExなのでVista以下でも使えます。

余談ですが高さ16で幅16以上のアイコンをオーバーレイさせたところ、見事に横を縮小されました。

VistaでメイリオUI(KB975929)インストール後にログオン画面の表示がおかしくなる、という問題が昔あって諦めていたのですが、2年前の2011年1月に対策が公開されていたことに気付きました。

Windows Vista に特定の更新プログラムを適用して Windows に再ログオンすると、ログオン画面などの文字の下部が表示されない場合がある

ちなみにVista(/Server 2008)用メイリオUIの公開は2009年11月ですから1年以上...ですね。

黙殺しなかっただけマシですが、フォントが美しくなりましたと吹聴しておきながら、起動後最初に見る画面の不具合の解決にこんなに時間がかかるのは、非常に残念な対応でした。

GDI+とOpenType

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PostScriptベースのOpenTypeフォントはGDI+でサポートされていないのですね。

作り直しているgnyaclockしか私が触っている中ではGDI+は使っていないのですが、FontFamilyオブジェクト作成時にFontFamilyNotFoundが返ります。

Windowsが嫌われる原因の一つを見た気がしました。私はDTPな人ではないのでレンダリングの綺麗汚いはMSゴシック・MS明朝以外ではよくわかりませんが、プログラマとしてこれはちょっと(自粛)でしょう。

曲がりなりにもマイクロソフトも策定に参加した規格でしょうに。さりとて例えばChooseFontでOpenTypeを排除する方法もなく、そもそもこの制限自体がどこにも書かれていない。お話になりません。

codeguruにQGraphicsTextというのものが公開されており、これを組み込むと描画できました。ちなみにGPLv2。

gnyaclockは元々GraphicsPath経由で描画していましたから、GraphicsPathを生成するこのクラスはすぐに使えましたが、中央揃えのような位置合わせはMatrixを使ってTransformする必要がありました。

gnyaclockは借り物なので、全ソースを公開しているとはいえGPLにするのもどうかと思い、QGraphicsTextをDLLに分離してみようと思っています。

ポポロクロイス物語

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「プレステのRPG」...という先入観が全ての始まりでした。年代と絵柄が合わないのが問題なのでした。

小学生の頃に朝日小学生新聞で読んだ漫画がありました。白い騎士が出てくる作品で、そのものずばり「白騎士」という名前だった気もしました。落第忍者乱太郎の連載開始と同じ頃です。

2頭身ぐらいで、ヘルメットの形状からメトロクロスの漫画版のような顔だったという印象が残っています。線の描き込みが多めの絵柄でした。で、何やら山のような場所で苦労していたような。

検索すると真っ先にポポロクロイス物語が出てくるのですが、年代が合わないし、ジャケットの絵と絵柄が違うために門前払いして幾星霜。病床で時間つぶしに検索したところ、記憶にある白騎士とおぼしき人物が「ファイアードッグ」という単行本の表紙に描かれていることが判明。

早速調べると、ポポロクロイス物語の初期作品とのこと。この時にようやく、新聞掲載からゲーム化までに時間が空いていることに気付いたのでした。

何とか入手したところ、単行本第2巻のストーリーを読んでいたとわかりました。ガボとか竜尾の剣とか竜頭の剣といった名前が記憶からよみがえってきたのです。

で、その2巻は1986年4~6月とありました。これは調べたところ乱太郎と完全に重複するのですが、どういう掲載状況だったのでしょう。1日3ページだったはずですから、80日以上となると週6日でしょう。代わりばんこはあり得ません。

違う紙面での掲載だったでしょうか。最終ページ(普通の新聞で言う番組欄)が乱太郎でしたから、内側のどこか別のページに。

私が惹かれたのは白騎士であって残念ながらピエトロ王子ではありませんから、あのメディアミックスに乗れなかったことは経験として大した損失ではなかったかもしれません。でもとりあえず1作目だけ買ってみたり。

それにしても四半世紀以上経って、よく再会できたものですが、新聞掲載作品で単行本になっているものは多くありません。ポポロクロイス物語もゲーム化からさらに経っての単行本化ですから、運が良かったと言うべきなのでしょう。

大変な月末

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1/18に大腸内視鏡検査を受けました。三日前からの食事制限、当日はもちろん朝食抜きのところに、2リットルもの下剤(ニフレック)を時間をかけて飲むという拷問のような事前準備が必要で...。さらに直前の痛み止め注射で息も絶え絶えに。

検査後にパンを食べたら貧血で地べたに突っ伏した、とか少し混乱があったりしました。痛み止めが抜けるまで院内にいなさい、という時間内のことでしたので、内科待合まで車椅子で連れて行かれて、もうしばらく待機して帰宅。

1/25に検査の最後の結果が告げられまして、問題なし、根掘り葉掘りで見つからないのだから、CEAが高いのは体質だろう、ということになりました。

ポリープは胆のうと大腸にそれぞれ小さいものがあり、胆のうは放置、大腸は良性。胆のうで癌ができることは滅多にないようで。経過観察で、4月に次の血液検査。

それで一件落着になれば良かったのですが、検査と関係あるのかないのか、数日後からお腹の具合が優れず、回復したと思えばお尻を拭くと水のような付着物。

これが落ち着いたと思ったら喉荒れが始まり、風邪に突入。私の場合、自覚症状が出た時には手遅れなので、翌日休むであろう前提で月末の作業を先にやって早退し内科を受診。1/30でした。体温37度。

翌日は朝から37度半ばだったものの食欲はまだあり、解熱剤を含む処方薬もあるので自宅安静でしのぐつもりでした。体温の割に体中が痛むのは気になっていましたが。

ところが10時頃から急に体温が上がりだしました。寒気はないどころか暑く、吐き気はないのに何かわからないがとにかく辛い。

知らないパターンの症状だったことと、主観的判断として意識が飛ぶ可能性が憂慮されたことから、救急車を呼びました。吐瀉物を喉に詰まらせると怖いのですよ。

妻が早退するやら妻の母も来るやら大騒ぎになりましたが、インフルエンザは陰性、他に怪しいところもなく、帰宅。38度2分。フラフラで食欲ゼロ。

週末はひたすら安静。試験前の妻には本当に悪いことをしましたが、本日月曜は出勤できて、怠いけれど後は時間の問題...。

とならず、朝食を最後に味覚がかなり弱くなっていることに気付いたのが夕食時でした。咀嚼中の味が全くわからない。鼻水鼻づまりは解消済みでしたし、そもそも朝食は味わえていたのです。

一体全体どうしたことか...。

Firefoxのズーム倍率保存場所

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現在MacBook Pro 15で使っているFirefoxのプロファイルはThinkPad X61 Tabletから持ってきたものです。

解像度が高すぎるX61tではよく拡大していたのですが、MBP15では拡大せずに済むところ、画像がぼやけていて「ああ、拡大されたままだった」となることがよくありました。倍率がサイト毎に保存されているようなのです。

この倍率はどこに保存されていたものか...。"Default FullZoom Level"というアドオンを使っていたのですが、削除後にも残存していますから、Firefox本体の機能です。

調べたところ、content-prefs.sqliteに入っているということなのですが、倍率だけリセットする方法が皆目見当が付かず、結局削除してしまいました(リネーム→正常動作確認→削除)。

他にはポップアップの許可だとか、ファイル保存先ディレクトリだとかが格納されていたようですが、まあ影響は軽微です。

ちなみに倍率の保存をサイト毎に保存するか否かは"browser.zoom.siteSpecific"という設定値だそうでして、現在はfalseにして、一件落着となっています。

表示倍率はディスプレイを変更したり、私のようにプロファイルをコピーした際などは一挙にリセットしたいこともあるでしょう。もうちょっと何とかしてほしいものです。

刹那

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staircase.jpg北浦和西口駅前のビル工事現場の脇から見えている、工事用の階段です。

工事が始まった頃に胸キュン(死語)してしまったのですが、すぐに覆われて見えなくなっていました。完成間近になって、また見えるようになりました。

最初はもっと銀色でピカピカだったと記憶していますが、これもまた時間経過が感じられて良し。模型の塗装でもわざわざ汚しをするぐらいに。

分野に限らず職人さんは格好良いんですよ。大工さんも、料理人も、お医者さんも、絵描きさんも、ランナーも、ラガーマンも。当然、彼らが使う道具もまた。

しかも物作りとなると少し特殊で、作業中に使うものは、完成したら一切見ることはなくなります。余興として以外の目的で、包丁が客席に顔を出すことはなく、こうした大工道具も完成した建物にはないわけです。

その時しか見られないものを、たとえ横目でも眺めるというのは、少し得をした気分になります。

(2013/02/27追記)
骨組みだけの頃からあったので、てっきり作業用のものかと思ったのですが、塗装され直して足元にもコンクリが入って、非常階段になりました。
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