2013年9月アーカイブ

実家のADSL切り替え

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役所(日本年金機構)がフリーメール不可だというので、実家のインターネット環境をホワイトBBから@niftyに変更しました。私の方のプロバイダで追加メールアドレスを取得する手もありますが、私が解約する時に困るので止めておきました。

まず、ネットで調べてみるとそのような情報が少し出てくるのですが、ホワイトBBには解約時に落とし穴がありました。

  • 回線撤去日を指定できない(2〜6営業日後のいずれか)
  • 回線撤去日を待たずに接続できなくなる(翌日)

要するに、接続できない期間は必ず発生し、しかも週末をまたがざるを得ないということです。

今回は7営業日後にイーアクセスの局内工事がうまく入りましたが、回線撤去の日程が不明だとNTTに承諾してもらえない場合があるそうで、そうなればさらに後ろに延びることになるでしょう。イーアクセスは今ではソフトバンクグループですが、特に融通が利くわけでもないとのことでした。

もう一つの注意点がイーアクセスにありまして、接続プロトコルがPPPoAなのですね。よく「イーアクセスはルーターをブリッジにできない」と言われますが、これはADSLモデム内蔵ルーターがブリッジ非対応なのではなく、市販のルーターがPPPoA非対応だからなのでした。

VPNを設置しておこうかと思ったのですが、今回は時間不足で断念しました。ルーターはWD701CVでしたが、然るべきポート(TCPの1723にGREの47らしい)を転送してBHR-4RVにでもPPTPサーバーを任せようかと思案だけはしているところ。

iPhone4でiOS7

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全体として問題というほどの問題はありませんが、旧MapFanが実用にならないほど遅くなりました。

音楽プレイヤーと歩きナビが主な用途ですから、このままでは困るので結局MapFan+に移行しました。ちょうどオフラインのダウンロード権が値引き中でしたし。でも縮尺が大きいとやはりダメでした。更新待ちです。

iOS6にするのは不可能でした。そういえばSHSHがどうとかJB界隈では言っていた気がしますが、JBする気はないのでこのまま行くしかありません。

(追記2013/10/01)

地図のオンライン/オフライン切り替えボタンなんてものが右上にあることに気付き、無事にMapFan+が動作するようになりました。これでiOS7移行は無事に完了です。

RC_IP_CONNECT_FAILED

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ルーターにDD-WRTを入れました。WZR-HP-AG300Hに米Buffalo謹製のProfessional Firmwareです。ルーター自身でMyDNS.jpを更新させるただそれだけのために。

ちなみに無線LANは社外ファームでは法令に触れるので使ってはダメだとか。送信出力を10dBmにすると同等らしいですが、法律がそうなっているとかで。

さてMyDNS更新ですが、先人の知恵により、サービス名を手動設定にした上でURLに"/login.html?"と記述すれば通りました。

ところがRC_IP_CONNECT_FAILEDが発生してダメになる場合がありました。色々調べていくと、どうもWAN IPアドレスの確認に失敗した場合のエラーメッセージのようでした。

DDNSクライアントinadynはデフォルトでcheckip.dyndns.org使っていました。これはリモートホストのIPアドレスを表示するだけのサービスで、DDNS更新のために用意されている物のようです。DynDNS以外で使われるのは迷惑だろうになあ、と思わなくもありません。

一つのホスト名に複数のIPアドレスが割り当てられている(DNSラウンドロビンとか呼ぶらしい)のですが、inadynは立ち上がるとDNSを一度しか引かないため、落ちていても余所に回りません。こうして接続できない場合にRC_IP_CONNECT_FAILEDが記録されます。

inadynを更新すれば回避できるらしいですが、せっかく米Buffaloが動作確認してくれたバージョンからずらすのも嫌ですし、inadynだけ更新も怖いので、外から何とかすることにしました。

そもそもルーター自身がWAN IPアドレスを把握しているのに、わざわざ外のCGIに調べてもらうなんておかしいだルルォ!?

というわけで、設定画面のInfo.htmからPerlでWANのIPアドレスを取り出して表示するcgiを設置しました。Perlなんて自分で書くのは初めてですが、こんな感じ(後述)で良いのでしょうか。

後は、これをDDNS設定画面の追加オプションで
--ip_server_name サーバーのLAN IPアドレス cgiへの絶対パス
とすればWAN IPアドレスの確認に使ってくれます。詳細はDD-WRT公式のこちらを。

DD-WRTにPerlを入れてしまえば1台で完結できますが、今のところはこのWebサーバーに設置しています。ルーターで完結していませんが、WAN IP確認はローカルで行なわなければならないものでもないので、おまけです。

クラスCプライベートIPアドレスを判別して上記仕組みを動作させ、それ以外なら相手のリモートIPアドレスを表示します(つまりcheckip.dyndns.org等と同じ動作)。

#!/usr/bin/perl

use utf8;
use LWP::UserAgent;
use HTML::TreeBuilder;

print "Content-type: text/plain\n\n";

my $ip = $ENV{'REMOTE_ADDR'};

if ($ip =~ /^(192\.168)/) {
  my $ua = LWP::UserAgent->new;
  my $req = HTTP::Request->new(GET => 'http://ルーターのLAN IPアドレス/Info.htm');
  $req->authorization_basic('ユーザー', 'パスワード');

  my $res = $ua->request($req);
  if ($res->is_success) {
    $tree = HTML::TreeBuilder->new;
    $tree->parse($res->content);
    $tree->eof();

    my $ipaddr = $tree->look_down(_tag => "span", id => "wan_ipaddr")->as_text;
    print $ipaddr, "\n";
  } else {
    print "ERROR.\n";
    print $res->status_line, "\n";
  }
} else {
  print $ip, "\n";
}

Haswellの季節

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勤務先で使っているMacBook MB062J/Bを新調しようとしています。何しろMountain Lion非対応。CPUだってMeromとか懐かしすぎるでしょう。

時期的にMavericksプリインストールのHaswell版MacBook Proが目前ですが、Retinaをどうしたものか。

メインで使うので自力で修理できた方がいいのです。実際、今までもRAMが1枚吹っ飛んだとか、HDDを載せ替えたとか、バッテリーを交換したとか色々ありました。

Retinaモデルは自力修理ができません。それでは困ります。SSDも速いのは良いですが容量が物足りません。非光沢パネルも選択できません。

Windowsのデスクトップ環境を併用する限り、Retinaの解像度は使いづらい面があるという副次的な要素もありますが、アップルにとって眼中にないでしょう。私も同感です。

そういうわけで15インチ非Retinaを本命視していますが、Haswell版は出るのか、出ないのか、終息するのか。

Retina一本化の流れなのはわかりきっています。しかしPCはiPad等と少し違うものですから...というユーザー側の言い分を考慮する企業でないのもまた。

できれば存続してほしいです。

ネットワーク環境の更新

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Outlook.comがIMAP対応なんてニュースが飛び込んできたので、早速Thunderbirdの設定変更とフォルダのコピーをしました。

Microsoft的にIMAPのノウハウはいつの実戦投入可能と判断したのでしょう。Office 365が先行していましたが、同じ実装なのかに少し興味があったりします。

また、大陸からサイバー攻撃の可能性ありなんてニュースがあったものですから、MovableTypeを最近サポートが切れたオープンソース版4.38から5.2.7に更新しました。

テンプレートやプラグインで修正が必要なら面倒だなあ、と4.292からオープンソース版に切り替えていたのですが、特に問題なく移行できてしまいました。念のためVMWare上で構築して試したりもしましたが、拍子抜けしたぐらいでした。

元々MT5対応の4.3.8だったPageButeを、一応更新しておきましたが、その程度。

さらにMariaDBとApacheも更新しました。標的になりそうなこともほとんどありませんが、加害者にさせられては困るので一通り。

Apacheは2.2に移行した時にServerTokensとServerSignatureを設定し損ねていたのですが、Include conf/extra/httpd-default.confのコメントを外した上でそのhttpd-default.confの中を弄れば良いということで、久々に元に戻りました。でも2.4への移行準備もしないといけない時期なのでした。

PCからビデオへ

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advc100output.jpgどうしてもレトロにVHSへ出力せねばならない素材があり、どうしたものかと考えました。

DVD経由、BD経由、ADVC-100経由...。アナログデッキ群はキャプチャ専用としてPCとしか接続されておらず、DVDにせよBDにせよ設置場所が遠いためそれら経由は面倒です。

というわけでADVC-100経由。iLife '06が入手できたのでMacで。iMovie HD 6はMountain Lionでも動いています。

10年ぐらい前にADVC-100を購入して以来、出力として使ったのはこれが初めてです。

10年! DVも廃れ、アナログソースも廃れ、カノープスもトムソン傘下となり、グラスバレーとなり、思えば遠くへ来たもんだ。

ADVC-100の背面が出力、前面が入力という配置は、DVカメラからPCに取り込んで、それを据え置きDVデッキに出力することを想定しているのでしょうか。一応、背面入力もありますが音声端子がミニステレオなのですね。

ちなみにMacでキャプチャした場合は拡張子dvとなりますが、これはMPEG StreamclipのMac版でDV-AVIに変換できました。設定の仕方がAdobeのフォーラムにあります。
  • CompressionをApple DV/DVCPRO - NTSC
  • SoundをUncompressed
  • Field DominanceをLow Field First(テフォルト)
でもちゃんと無劣化になっているんでしょうかね。個人使用はフリーのEnosoft DV Processorというのが無劣化らしいのですが。

KeePass 2.23 Windows版修正ビルド

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自動入力時に"@"から後が全角になる現象対策として、WshShellを使用した修正版をビルドしました。GPLなので修正ソースも添付。署名してありますが、用途が用途なので心配な方は使用しないでください。

KeePass223mod.zip

Windows Script Host Object Modelを使いますが、yamamotoWorks様の記事を参考にInteropのDLLが生成されないようにしています。

さすがに某所のようにセキュリティコードごとカード番号が漏れたらどうにもなりませんが、パスワード漏洩は対策しなきゃしなきゃと思っていたところでした。

あの巨大掲示板の●と呼ばれる有料サービスは購入していたことがあります。専門ジャンルの過去ログがどうしても見たくて。今ほど過去ログサイトがなかった頃の話です。

私の個人情報は漏洩していなかったようですが、仮にしていてもカードは何年も前に解約してありますし、メールも捨てアドレスにしていました。ヤクザな場所にはそれなりの用心を。

PlayStation Networkの大規模漏洩の時は、パスワードは使い回しのものではありませんでしたし、カードも登録していませんでした。

今のところ被害はニアミスで済んできましたが、もたもたしていたお陰でKeePassという良ソフトに出会えました。クラウドに依らずMac版KyPass CompanionやiOS版MiniKeePassとデータベースファイルを共有しています。

そういうわけでKeePassを導入し、メールを引っかき回してアカウントを調べ上げ、パスワードを作り直して変更したのでした。

さてこの変更、本家にかけ合うべきでしょうが、経緯の確認もしなくちゃですね。
Windows版KeePassでアカウント名などに"@"が含まれていると、つまりメールアドレスだったりすると、自動入力時に"@"でIMEがONにされ、以後全角になってしまいます。2.18以上で発生しているとか。

そもそもの発端は、SendInputでKEYEVENTF_UNICODEを指定すると、OSが気を利かせてIMEをONにすることのようです。未確認ですが内部でIMM経由だとか何とか(そのためIME依存?)。

KeePassのフォーラムでは当時、@に対してAlt+@が発行されるためにIMEがONになっているんだ、なんてことが書かれているのですが、全くそうは思えません。私の環境でAlt+@を押してもIMEはONになりませんが発生しています。

現実に最新2.23でも発生し続けていますし、Alt+@になっていたなら文字として"@"が入力されるはずがありません。

C#なのにKEYEVENTF_UNICODEなSendInputを使っている理由は、SendKeys.Sendが間違ったキーを発行する場合があるのを回避するためで、例えばキャレット(いわゆるべき乗記号"^")を送ろうとするとアンパサンド(アンド記号"&")になります。

言語或いはキーボード依存なのか、他にもあるのでしょう、きっと。それで8種類の文字を決め打ちでSendInput送りにしています。判別しているのはKeePass.Util.SendInputEx.OSSendKeysWindowsで、そこに2.18から"@"が追加されています。

簡単な回避法としてWshShellオブジェクトのSendKeysを使う手があるそうな。本気でやるにはVkKeyScanExとSendInputですが、元々KeePassはDirectInput対応などは考慮していないソフトですから、WshShellでいいのでしょう。
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