2011年8月アーカイブ

TS Demux

| コメント(0) | トラックバック(0)
ものぐさキャプチャの環境が固定化しました。
基本的にDT-DRX100だけで全てを取り込み、IEEE1394でPCへ。外部入力にSL-2100とCLD-HF9Gが接続されています。

結局ADVC-100は主役に返り咲くことなく、DVキャプチャをすることは二度となさそうです。YUV411が好みではないのと、故障気味で滅多に正常動作せず、ランプが全て点灯してしまいます。基板交換対応のようです。

DT-DRX100からSTDモードでTS出力させ、CapDVHSで取り込み。CapDVHSは何とWindows 7 x64でも動くのですよ。
それをTSDemux 0.18で分離、さらにraw2lpcmでPCMのwavを生成、TMPGEnc Authoring Works 4でオーサリング。

しかしこの変換過程に若干問題があり、TSDemuxはm2vファイルのハンドル閉じ忘れがあるようです。またraw2lpcmはそれ自体は悪くないものの、比較的時間がかかるツールを複数手動で使うのは面倒です。PCM出力までをドラッグ&ドロップで一気に連続処理したいものです。

ということで、TSDemuxにraw2lpcmを組み込もうと思ったのですが、公式サイトが消滅しており配布されていたソースコードが手に入りません。VideoHelpあたりで聞くのも手ですが、他に選択肢はないかと探したところ、tsdemuxerが代わりになりそうでした。

Visual C++ 2008で普通に再ビルドできました。ライセンスはGPL v2なので、改造した場合私の初のGPLライセンス品として公開することになるでしょう。m2v出力の冒頭がTSDemuxと異なりますが、mp2とrawは同じでした(ただしrawの拡張子がac3)。

作りたいものが貯まってきました。そして、キャプチャするのはいいけど見る時間は!?

iOS 5とメール着信音

| コメント(0) | トラックバック(0)
iPhone 5の発売日も噂になってきている今日この頃ですが、iOS 5ではメールの着信音が遂に変更できるようになったそうな。

iOS 5 finally gets custom notification tones

iPhoneもこれだけユーザーが増えると、電車の中などで誰の着信かわからなくなりますから、好み以前に実用上の問題でもありました。

これのためだけにJBしようと何度思ったことか。WX310Kや820Pで使っていた着信音をようやく復活できます。
7月末でネットラピュタとの契約が終了となりました。ブログの方では触れていませんでしたが、ホームページのアドレスも変更になっています。

新URL
http://mychro.mydns.jp/~mychro/

旧URL
http://www.netlaputa.ne.jp/~mychro/

要するにこのサーバーにまとめました。

併せて、本ブログの右カラムにリンクを追加しました。ブログ立ち上げ当時からやろうやろうと思いつつ、先延ばしになっていましたが。本当はバナーヘッダーの右に追加したかったのですが、よくわかりませんでした。

また、デバイスエントリ削除ツールAntiDevice Ver.2.2も公開しました。ソースコードの構造が変わったこと、一括列挙ができるようになったこと、列挙動作が別スレッドに移ったことが変更点です。

SPTI

| コメント(0) | トラックバック(0)
関心があってISO吸い出し挑戦したのですが、HFS/HFS+とのハイブリッドのディスク(Toastで言うカスタムハイブリッド)に対してReadFile()を使うと、ISOファイルシステムに含まれる領域しか読み出せないのですね。

# 正確にはドライブをCreateFile()で開いてReadFile()

SPTI経由でREAD(10)を発行すれば全て読み出せました。

やり方が悪いのか、IOCTL_CDROM_READ_TOC_EXがDVDだと通らないので、TOC取得の段階からSPTIに手を染めざるを得なかったりしますが。

WDKのapi/ntddscsi.hやddk/scsi.hに多少の定義がありますが、単純にunsigned charで定義したCDB配列、というよりSCSI_PASS_THROUGH構造体のCdbメンバに直接代入した方が楽なようです。

さてこのREAD(10)というコマンド、SCSIの初期から存在しているのだそうで。DVD規格が策定される10年以上前のコマンドで読み出せるのは、規格の素性と実装屋の頑張りと、最初の人と当時の人が思われて感動します。

さらにREAD(10)の原型になったREAD(6)コマンドは、SASIから取り込まれたものだそうで、悠久の時を感じる物語。SASIの最大40MBなんて容量は、今ではHDDのキャッシュです。

SASIはSCSIに移行し、そのSCSIも個人向けからは姿を消しましたが、コマンド体系はATAPIに流用され、こうして今も隣にいるのです。
1

アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.13

ホームページ