2007年12月アーカイブ

濃いよベネット!

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commando.jpgシュワルツェネッガー主演「コマンドー」の新しいDVDが出るそうなのですが、吹き替えが収録されていないとのことで残念。というわけで、そんな時は自給自足。

SL-HF507でβII録画のSL-2100再生、DVR-77HのFINEにて。CMからすると1993年放送のものらしい「コマンドー」です。解説は故・淀川長治氏でした。
松下のハイビジョンのCM(スタジオやテレビやLD)が入っていたりして、こういうのはCMごと残しておこうと思わずにいられません。

単純明解な娯楽映画って素晴らしいですね。これこそがスーパーヒーローというものです。

「彼を起こさないでくれ、死ぬほど疲れているんだ」
「放してやった」
「この車を使おう、奴にはもういらん」
「買い物だ」
ウィットの効いた台詞の数々。原語でもほぼ言っていて、例えば"He's dead-tired."で検索するとたくさん出てきます。

役者もすごい人たち。ベネット役のヴァーノン・ウェルズは「マッドマックス2」で異彩を放った人です。マンガ「北斗の拳」のスペードのモデルになる、腕にボウガンを付けたウェズという役。娘のジェニー役アリッサ・ミラノは後に「チャームド」などに出演しています。脇役も存在感のある人たちばかり、よく揃えたもんですなあ。

改めて見ると、ラストのボイラー室での戦いで「ターミネーター2」のラスト、製鉄所の戦いを連想させられます。熱い場所というシチュエーションだけでなく、アクションのいくつかが実際に似ているのです。T2の方はもっと痛々しかったですが。
他にもプレデターを彷彿とさせる赤外線視野を使わせてみたり、T2はシュワルツェネッガー作品のエッセンスを集めている部分があるようで、キャメロン監督も心憎いことをしてくれるものです。

そのシュワちゃん、T4の話が出ているようですが、筋肉は大丈夫なんでしょうか...?もう還暦ですからね。
そしてターミネーター世界をこれから描くとなるとスカイネットが実際に支配している時代になるわけですが、そうなるとT-800やそれ以前の時代がこれから来ることになり、観客の時間軸ではロボットが退化することになってしまいます。
逆に不格好で異形のロボット軍をメインに押し出せば、それはそれで迫力があるでしょう。最後でT1に繋げるべくT-800シュワちゃんとカイル・リース(マイケル・ビーンも50歳を回ったそうで)を少し登場させれば盛り上がると思います。

しかし酷なことを言えばロボットが支配する暗い未来なんて作品は掃いて捨てるほどあるのであって、T1/T2がヒットしたのはメカデザインやSFXとシュワちゃんでほぼ全てなので(T-1000のロバート・パトリックの出世作ではあります)、小難しいテーマを掲げるぐらいなら作らない方がいいようにも思うんですが、作るのなら楽しませてほしいものです。

FE83SL

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fe83sl_f.jpgfe83sl_r.jpgそれでそのFE83SLです。
フレームの表にメッキ(たしかクローム)がされています。
確かに多少汚れてはいますが、茶色っぽく見えるものは何かの映り込みで、実際はもっと綺麗です。
見た目以外はノーマルのFE83(無印)と同じものだと聞いています。

リヤ側、妙なもので覆われていますが、幼かった私が聞きかじりの知識で貼り付けた鉛シールです。少なくとも塊でないと意味はない思うんですが...。

さてYK8Sを接続したCU-605Dですが音が劣悪という状態で、試した結果内蔵アンプが異様に悪いとわかりました(直接接続とライン出力からCR-185経由を比較)。テレビ近くにCR-185を置く場所がなかったので、PCに接続していたSRS-Z1が回ることになりました。またCR-185が聞けるようになりましたが徒労で困ったものです。

FE83SLはダイトーボイスのSV-101に納めて自宅のCR-185Xに接続予定。Fostexを自宅にもようやく持って来れます。ところでその作業中、ドライバーを刺してしまいエッジを少し破損しまうハプニング。まあ、どうせ私の耳ではわからないので気にしない!後でグリル付けて隠しましょう。

いぬかみっ!

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inukami.jpg象さんの好きな作品でした。女性の裸よりは男性の裸の方が笑えるので、たまにこういう作品があるのはいいことです。
根は悪くないが浮気性の主人公がヒロインの超能力でとっちめられるパターンは「うる星やつら」以来の定番でしょうか。笑わせてもらいましたし、千葉繁氏の健在ぶりも見せてもらいましたので充分に楽しめたのですが、ちょっとストーリーが雑でした。
なでしこ、ですね。掘り下げ不足です。伏線は見られましたが彼女の過去自体に全く触れられず、最終回に見せた力も取って付けた感じが否めませんでした。それどころか川平薫を見殺しにしたと解釈できてしまうシーンがあるなど、第二のヒロインに当たるはずなのに扱いが悪いです。
終盤に入って二話連続でオリジナルストーリーが入っていましたが、片方を削ってでも、なでしこの過去にスポットを当てるべきではなかったでしょうか。
大変惜しい作品でした。
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