日本印度化計画

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トレンド入りしたそうですがSNSやってないのでタイトルに深い意味はありません(えー

防疫上必要と思われる諸々の事柄について、憲法にある自由の保障があるためできないのだとか、いや命を守るためだからできるだとか、色々言われているようです。

「できる」と言っている人達が以前「要請」にさえ反対(それも憲法違反だとして)していた気もするので、反論の余地があること自体まずいような気はします。一方で、「お役所」に強制する権限を与えて大丈夫か?という不安もあります。

問答無用の権限がないと不埒な連中を従わせられないのは確かでしょう。逆ギレするようなの相手に説得できますか?私もそういうことをやって将来ケガするか死ぬかする性向がありますが、本音は嫌です。専門の方にお任せ。

憲法を変えてはならない、なんていう信仰には微塵も興味がありません。憲法に従うのなら「改正できる」という部分を無視する意味がわかりませんので、必要なら改正すればいいでしょう。

余談ですが改正というと必ず話題になる9条については、篠田英朗氏の「国連憲章を背景にしている」という説明は一番得心がいくものでした(新潮社「憲法学の病」)。今からその解釈に立ち返るのは非常ーに面倒そうではありますが。

建前上、日本は間違いなく民主主義国家であって、権限が濫用された場合は選挙で覆すことができます。ところが覆した後の政権が輪をかけて酷かった悪夢のような前例があり、あまり機能しているとは言いがたい状況ではあります。

権力の監視なんて宣っている連中も信用できないとしたら、権限の濫用を懸念するのなら今のままで行くしかないことになるでしょうか。いつもの堂々巡りでございます。

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