2018年8月アーカイブ

PIX-24VL100

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ピクセラPIX-24VL100買ってみました。フルHDでHDMI×3、光デジタル音声出力付きというのは私の要求を完璧に満たすものだったからです。

期限付きファームウェアが初期ロットに書かれていたとか承知していましたが、それも修正されたはずですから上記スペックの魅力は強力でした。

KDL-22EX300ともついにお別れかと思いきや、残像が酷い。SONYはトップメーカーの一角とはいえEX300はエントリー品です。8年前の製品ぐらいは肩を並べているだろうと、店頭で画質の確認を怠り専らレスポンスだけ見ていました。

よく見ればスタンダード設定(結構明るい)でも大昔の液晶テレビのように残像が少し長めでした。これを室内に合わせて暗くすると、明るい背景で黒いものが動く時に複数フレームの残像が見えるようになってしまいます。

最初は気のせいだと思いましたが22EX300と比較して「これは酷い」ということで、かなり久々の即日売却となりました。オーバードライブの調整不足なのでしょうか、とても残念でした。

逆説的に、ソニー凄いと実感することになりました。こうなったからには、長生きしてもらいたいものです。

NAS始めました

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Windows 10を使った簡易家庭内サーバーから、ストレージをNASに切り替えてみました。少し前にセールがあったSynologyのDS216j。

使い方は基本的にとても簡単なのですが、iSCSIとTime Machineでちょっとハマリまして、それについて記したいと思います。

私のところではバックアップにWindowsはTrue Image、macOSはOS標準Time Machineを使っています。差分バックアップを取るようなランダムアクセスをする場合は、通常のファイル共有(SMB)よりiSCSIの方が倍近い転送レートを期待できるということで、True Imageの方にiSCSIを使ってみました。Time Machineは以前と同様SMB。

synology_1.pngさてiSCSI、Windows 10(恐らくVista以降は同じ)ではiSCSIイニシエーターから接続してやればいいのですが、クイック接続だとCHAPを選択できず延々と失敗し続けます。ですので接続ボタンの方できちんと入力する必要がありました。と言いますか、認証失敗でもエラーが表示されないのはデザインが悪いんじゃないかと。

それからこれは確定ではないのですが、「お気に入りのターゲット」がIPアドレスを覚えてしまっているらしいこと(「詳細」ボタンで表示されます)。今回NASは初めてでしたので、試験段階では以前のサーバーと併用しており、その時はDHCPの適当なアドレスだったのです。
synology_2.png固定IPに切り替えてから接続に頻繁に失敗するようになってしまい、設定を一つ一つ当たったら、「お気に入りのターゲット」の削除・再起動・再設定で解決した次第です。しかも「ターゲット」タブからの接続はDNSを引くようで、これもまた設定を把握しにくいと思いました。

macOSには有償のiSCSIイニシエーターか、インストールが少し面倒なフリーのものがありますが、Time Machine用としてはSMBでBonjourに応答させるのが鉄板のようです(SMB推奨は最近)。
Synology側はAFPとSMB両対応ですが、最初は「とりあえず両方」にしていました。するとTime Machineのディスク選択で2つ表示されるのですね。ポップアップでafpとかsmbとか表示されるので一応区別できるのですが、その際にうっかりAFPの方を選択してしまっていたようでした。

後からAFPを(一部)無効にしたら、これまたTime Machineが始まらない。手動で「サーバーに接続」してからだと動く...どうしてだろうと悩むこと半月、Synology側ファイルサービスで「AFPサービスを有効化」と「AFPからのBonjour Time Machineブロードキャストを有効化する」が同期しておらず、AFPが使えない状態でもBonjourにはAFPもあると応答(SMBもあるのでディスク選択に2つ表示された原因がこれ)していたせいだったというわけです。

AFPを両方無効にし、Time Machineから「ディスク削除」(名前が怖いボタン)して再選択したところ、安定して動作するようになりました。

以上のように私にとってハマったところはありますが、HDDの電源が落ちている状態からPC/macを起動しても、きちんと接続されるようになっています。iSCSIはログオン画面でエラー音がすることもありますが、その後ちゃんとリトライで接続されています。

iSCSIは言わずもがな、Time Machineの方もユーザー名を分ければ容量制限をかけられるので、理想的なファイルサーバーを構築できました。
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