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実家からインターネットに接続できないと知らせがあり急行してみたところ、色々考えるところがあったので記します。

まず一つがモバイルルーターの電源が落ちていたこと。これは私が迂闊でした。入門者などに理解の支障となり得る不必要な情報は提示しない主義(過保護寄り)とはいうものの、実家に滞在できる時間が限られていたこともあり、ADSLからMVNOへの切り替え時にそこの説明が抜けていました。

そうです、モバイルルーターは携帯機器なので電源ボタンがあるのです。NEC Aterm MR04LNですが、タイミングとしては...自動ファーム更新による再起動でしょうか? でも再起動だけなら落ちたりしないはずですし、口頭でチラっと0%とか言っていましたので、電源がしばらく抜けていた可能性はあります。Aterm HT100LN発売後であれば間違いなくそちらを選んだのですが。

もう一つが、ノートPC(富士通)の無線LANが無効になっていたことで、どういうことか機内モードON、本体側スイッチOFF、さらに専用ユーティリティによる電波停止がかかっているという三重奏でした。試行錯誤の末路かも知れませんが、最後の一つはポップアップが出なかったらわからなかったと思います。スイッチがあるので不要ではないかという気が。

ThinkPadあたりは本体側スイッチと「アダプターの設定変更」の有効無効表示が連動していたと思いますが、使わないのでよく失念し、運搬中など何かの拍子でOFFになって手こずることがあります。今回、グレーでない有効状態のまま「接続されていません」ではなく「無効になっています」とかいう見慣れない状態になっており、困惑しました。アンテナのみ無効とかでしょうか。ともかくユーティリティを削除。

実は他にもAPがブリッジモード(ROUTER OFF)から抜けていた、というのがありまして、恐らく片付けや掃除の際にスイッチに触れてしまったのだと思います。メールでのやり取りでそれを伝えたところ有線LANのデスクトップのみ一時的に回復するもしばらくしてまた切断。APをいじった際にモバイルルーターの電源が抜けたと考えれば全体の辻褄は合います。

ワーストケースとして無線APとノートPC内蔵無線LANの双方が故障している可能性を排除できなかったため、今回はBuffalo WHR-1166DHP4とI-O DATA WN-AC433UMを用意して行きました。APはWZR-HP-AG300Hでしたが、まれに電源再投入が必要になるので故障していなくとも最初から置き換えのつもりで(自宅のものは既に置き換え済み)、また内蔵無線LANについは2.4GHzのみ対応で不満だったこともあり、さらに本体側スイッチが懸念事項と判断されたのでやはり導入。

ついでにアクションセンターから機内モードやWi-Fi、タブレットモードあたりのトラブルメーカーを削除しておきました。Windows 10 Anniversary Update (1607)から削除できるようになったことを把握していなかったのは不覚ですが、昔から通知領域ではできたのだから最初からできるようにしておけとも思います。

というようなことを勤務先の技術発表会というストレスでマッハな感じのイベントの後に大急ぎで行なったのでした。電源ボタンの件はモバイルルーターを常設で固定運用すること自体が当時想定外だったでしょうから(事実その後HT100LNが発売された)仕方ないとして、OSとPCのUIは良くないなあ、としみじみ思いました。無線ルーターのブリッジモード設定も、DIPスイッチのように埋め込んだ状態にした方が安全ではないかとも。

操作ミスを未然に防ぐデザインは、まだまだすべきことがたくさんあります。

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