2018年1月アーカイブ

遅い!

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昨年末から立て続けにCPUそのものの設計に起因する脆弱性の修正が行なわれ、ちょっと反応が悪くなりました。

特にOfficeScan(ウイルスバスター)が入った会社のMacBook Pro Mid 2012が、つい最近引退したDELL Dimension 9200CのCore 2 Quad仕様並に一気に遅くなっています。本当に遅いです。

ランダムアクセスの性能が悪くなったらしいので、起動後であればSSDでもハイブリッドHDDでも大差ないかもしれません。

自宅で使っている同じIvyBridgeのMac mini Late 2012はAviraのおかげでしょう、そこまで悪くはありません。

ちなみに9200Cの置き換えで選定したのが趣味丸出しにRyzen 5のBTO品でして、最新かつAMDという今回の性能悪化が最も軽微な組み合わせとなっており、リスク分散の意味でも幸いでした。しかしMacBookをどうしたものか...。

さてSpectre/Meltdown、CPUに対するサイドチャンネル攻撃だそうでして、実行時間の違いでキャッシュにヒットしているかを判断することで、投機的実行させた結果を知ることが(理論的に)可能である、というもの。

アウトオブオーダー実行や分岐予測はPentiumからPentium IIへの過渡期、互換CPUが最も元気だった時代によく耳にした単語ですが、今は結果を待たずに次の命令を実行することを投機的実行とまとめて呼ぶようです。

このサイドチャンネル攻撃という奴は相当に厄介ですね。例えば消費電流を調べると暗号解読のヒントが得られるとか、ブラックボックスに聴診器を当てるイメージのような気がしています。

今から設計されるCPUは、投機的実行結果の破棄をパイプラインだけでなくキャッシュに対しても行なうのでしょうか。普通に考えてそれが市場に出てくるのは2年後でしょう。

うん、2020年に買い換えましょうそうしましょう。

マルマンの電波懐中時計

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過去にユーザーだったマルマンプロダクツの電波懐中時計ですが、そっくりさんがジャストシステムから案内されておりました。

いつの間にか破産申請をしていたらしいのですが、その後再建の方向に切り替えたそうです。2016年のお話。

上記懐中時計は裏蓋からしてもよく似ていますし、過去にもマルマンプロダクツとコラボしていたとのこと。

さて、マルマンプロダクツ社のwebサイトはもう存在しませんが、上記商品ページには"intec"の文字があります。ロゴからして時計を扱うこちらのインテック社のような感じです。

個人的には掛け時計を含めて電波時計を信用していませんが、縁があった企業の話なので、気に留めておきたいと思います。

緊急地震速報!

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3.11で本社をかなり壊されたのに机の下に身を隠さない人が大半だった気がするような...。その後の入社も含めて本社にいなかった人達なんだろうかと思ったり。耐震高層ビルなので大丈夫のはずとはいうものの。

私は茨城と富山が同時刻に揺れたせいだと割と早々気が付きましたが、世間ではそうでもなかったようで、大上段から批判する芸能人もいたようで気象庁が可哀想。

緊急地震速報の予測も理屈としては簡単ですし、地震が初期微動と本震に分かれるというのは中学の範疇(私の頃の理科II)だったと思います。義務教育です。

2つ同時だったことに気付くハードルがありますが、「よくわからないけど何か混ざったかな?」ぐらいは想像したいですし、「とりあえず批判」というのも短絡的でみっともない。

元々「信頼性は高くはないけど火を消す程度の猶予のため、生死を分ける一瞬を稼ぐため」のものなのですから、外れたら外れたで「どんな揺れ方だったんだろう」と好奇心を持つぐらいの心構えでいたいものです。

ところで、私のiPhone SEはMVNO(ASAHIネット)なのですが、緊急地震速報が入っていました。かつてMVNOは入らないのが常識でしたが、時代はちゃんと進んでいるようです。
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