なくしてわかるありがたみ

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木曜日のクローズアップ現代+で大麻汚染を取り上げていました。

  • オランダ等が合法化している→覚醒剤がマフィアの資金源として蔓延しており、少しでも状況をコントロールするため。
  • 依存性はない→現実として苦しんでる人はたくさんいるよね?
上記いずれの左側主張もネット上でしばしば見られるものですが、特に後者に関しては精神科に通っていた人間から言わせると、「脳神経をいじる代物に依存性がないわけねーだろ」となります。

苦しかったですよルボックスとかパキシルとか。ルボックスなんか指示通りに服用していても目を横に動かしただけで目眩がしましたし、いずれも離脱症状(要するに「禁断症状」)として目眩、動悸、吐き気、頭痛、不眠など。なおこれは実体験ですが、直接の症状ではないものが含まれるかもしれません。

依存性というのは肉体的なものと精神的なものとがあるようですが、少なくとも睡眠剤には精神的な依存性を感じました。「これを飲めばちゃんと疲れが取れるんだから、多少生活が乱れても大丈夫」ということです。翌日に響かない短期型のものほどそうかもしれません。心の隙ということですね。

脳は私が私であるための一番中枢にあるものです。錯乱した人を見たことがあれば一目瞭然でしょうが、壊れたら、乱暴に言えば人ではなくなってしまう。あれを人と見なすのは、法律と家族と医者ぐらいでしょう。

自殺したいほどの自暴自棄ならわからないでもありませんが、違法なモノに払う金があるなら医者に行くべきですし、好奇心といった軽い気持ちで触れようだなんて論外です。

この場合は人体についてですが、それに限らず仕組みというのをもっと理解する必要があるのではないでしょうか。

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