2016年9月アーカイブ

酒は百薬の長とやら

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自律神経失調と思われる症状が酷くなってきたのですが、睡眠中の血中酸素濃度もホルター心電図も異常なく、昨秋から精神科のお世話になっています。原因はうつ、つまり仮面うつという診断になりました。今回はジェイゾロフトと、睡眠導入剤としてハルシオンが後から追加で処方。

何度か血圧低下による失神も経験しているので、軽症ではないようです。産業医に相談したら休職を選択肢に、と言われてしまいました。周りには実際に何人か休職・復帰した方がいるので、余計な心配は不要のはずですが、実質解雇を過去に経験している私はここでも警戒してしまいます。

# 共働きしてくれている妻に悪い、というのも

試行錯誤をしていますが、どうやら睡眠不足(主に熟眠障害、まれに早期覚醒)が諸悪の根源だった感じに収束してきています。動悸など自律神経失調から睡眠不足になったかと思ったのですが、睡眠不足は多くの症状と悪循環を形成するので、ともかくここを改善すれば快方に向かうであろうことに異存はありません。

抗うつ剤なんか飲まないに越したことはありませんし(献血もできない!)。そもそもSSRIは神経作用に興奮寄りのバイアスをかける仕組みのなので、仮面うつが脳機能の部分的な低下だとするなら、残りの部分は不必要に緊張させられることになり、悪影響はあるはずなのです(セロトニン症候群がそれの模様)。

ともかく熟睡できれば何とかなりそうです。しかしそもそも熟睡ってどうやったらできるものでしたっけ、というのが最大の課題になってきます。そんな中、ちょっとお酒を飲んだら翌日の眠気がほとんどなく、非常に体調が良くなることを発見しました。

量は梅酒を50mlほど(エタノール換算4g弱)と、ほとんど自覚症状が出ない程度の量です。30mlほどでは効果がないようでした。飲み会レベルの酒量だと中途覚醒が酷いので、飲酒そのものを警戒していたのですが、どうやら本当に適量が存在するようです。

こうした少量の飲酒でも効きにくくなることがあるのかどうか、一つの懸念事項ではあります。「酒にだんだん強くなる」のは脳神経の耐性獲得によるものだそうで、上記熟睡の話はまさしく脳への効果ですから認識はしておいた方が良さそうです。

そして(私にとって)酒以外に方法はないのか、というのがこれからの研究課題となります。普通に言われているようなことはほぼ試したつもりなので、長い道のりになりそうです。
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