MC721J/A死亡

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私物として購入した最初のMac、Early 2011なMacBook Pro 15.4が死んでしまいました。正月休み最終日、4日の夜に...。死ぬときは死にますね、対策が甘かったです。

ここしばらく、開閉センサーに磁石を当て、立てて半開き状態でクラムシェル運用していましたが、それでも放熱が追いついていなかったのでしょう。久々に固まったと思ったら、まだら画面で起動せず。

2011年モデルはGPU周辺にはんだクラックが入りやすい持病があるとは聞いていました。RADEON好きとしては残念な話ですが、Appleの放熱が甘いのも伝統ですから、そぐわなかったということでしょう。

さてそれで、HDDからの直接移行は(Windows側では)面倒事が多く、さりとて処分前に修理に出すのもバカらしい。というわけでネット上の既知情報ですが、ロジックボードを取り出してオーブンで焼いたら復活しました。

本当はヒートガン(ドライヤーの親玉)でやるのですが、ピンポイントでは加熱できないながら、最近の融点が低いはんだなら、オーブンで比較的安全にリフローできてしまうとか。

HDD交換の際にも使うT6トルクスドライバーと、+の精密ドライバー、それにシリコングリスがあれば、あとは必要なものはありません。樹脂製ピンセットはあると嬉しいですが。

iFixitの記事も参考に。ちなみにこれは完全解体のガイドなので、例えばWiFi基板自体は取り外す必要はありません。バッテリーはコネクタが少し邪魔ですが、外さなくても大丈夫でしょう。

注意点は各コネクタを外す方向ぐらいでしょうか。思ったより垂直が多いです。他、MagSafe周辺にネジが吸い付くことがあるとか、細かい話はありますが、それぐらい。もちろん静電気には気を付けて。

オーブンは250度で大体10分とか色々言われていますが、根拠なんかないので適当に。何かが溶けてオーブン内を汚すと困るので、念のため木の板の上に置き、予熱も合わせて11分で復活しました。

現在、裏蓋を閉めず両サイドを本に乗せて動作させていますが、驚くほど熱くなりません。Mac Miniへの移行は元々決めていた方向なので処分する方針は変わりませんが、現役ユーザーはぜひ裏蓋解放を検討しましょう。

(追記2015/2/5)
裏蓋(下部ケース)のファンの真上あたりにスリットを入れるというのも手ですね。強度がどうなるか不安ですが。

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