狐面

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好きな生物はたくさんあります。猫、カピバラ、コメツキガニ、マンタ、トビエイ、タコクラゲ、オウムガイなどなど。でも生物という意味以上で好きなのは狐です。北日本だと狼になるのでしょうか。神様の使い、或いは神様そのもの。

能で使われる狐の面も好きですが、どうも手を出しにくい。小さめのものがあれば良いのですが、どうやら土産物ぐらいのようです。

少なくとも京都・伏見稲荷の土産物店で例えばストラップが入手可能のようですが、ネットで見る限り他に情報がありません。コスプレ用品やパーティー用品としてかなり流通しているようですが、これはもちろん本物と同じ人間サイズ。

この記事を書きながらネットサーフしていると、狐面堂という通販サイトを発見したので、物色しているところだったりしますが...。

そこのトップページに秦こころの狐面を立体化! なんて書かれていますが、私は東方のことは少ししか知りませんが、地域文化として馴染みのない人が「狐面」と聞けば、何となく連想するタイプがそれのように思います。

他には植芝理一「ディスコミュニケーション」、影山理一「妖怪絵日記」とか。狐面堂の店長紹介の写真もそうですね。能面と一括りにはできませんが、白地に黒のヒゲ、赤い化粧のような口とまぶた、隈取りに近いデザインと言えるでしょうか。

以前リクシルギャラリーの企画展で見た九州は米良の神楽面だと、かなり荒々しい感じのものでした。九州民俗仮面美術館でも常設で見られるのでしょうか。これが原型なのでしょう。

そもそもお面に興味を持ったのは永井朋裕「我が名は百狐」がきっかけだったように思います。あれを読まなければ能や神楽に関心を持つのはもっと後だったでしょう。そろそろ見てみようかと思い始めています。

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