陰陽屋

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うーん...人間の捨て子にしちゃったんですか...しかも親子の間でそのことを直接話したことがほとんどないとか...。

キツネを表現できないなら私にとって魅力半減ですが、そこはよしとしましょう。原作の魅力は1巻解説でほぼ語られていますが、純真な少年と(ステレオタイプに)好青年の毒舌、それと肯定的な物語展開なのですから。

でも親子で出生が半タブーってのはダメです。ここは断言できます。「どうでもよくなっちゃってる」とか脚本家は何を寝ぼけた台詞を吐かせてるんですか。この話は変わった出生と円満な家庭があってこそでしょう。断絶があったらまるで違ってしまいます。

忙しくて1話は見そびれてしまったのですが、この家庭であの1巻冒頭を同じ展開でやらせたとしたら、別物です。だって、彼は仮にもキツネで霊感あるんですよ?すごく単純な話でしょう。独りよがりで陰湿な設定は不要です。

おまけに、瞬太って「誰のお陰で」とか他人に詰め寄るようなキャラでしたっけ?なんかまるで別物って感じがして全く楽しめませんでした。

キャラを削りすぎてる感じもします。場所こそ商店街の中がメインですが、本質的に学園ものです。級友二人と片思い相手一人(出生に関する秘密の共有者)が占める位置は大きく、祥明と近所のおばさんだけでは見ている側も癒されません。

ミスキャストだの台詞が棒だのは今さらなんでしょう。ちなみに祥明はかなりステレオタイプな少女漫画的毒舌青年なので、明確に子安武人をイメージしました。声優の知識があまりない私にしては珍しいことですが、似てると思ったのでしょうか。

今からでもCDドラマを作ってほしいです。

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