懐中時計

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このところマルマンMJW851がさっぱり電波を受信してくれません。時刻を調整しやすければ大した問題ではないのですが、まるっきり手動合わせに配慮していないため、恐ろしく面倒で、結局ずれたままになっています。

そもそも電波をなかなか受信してくれないのは今に始まったことではありません。MJW751もそうでした。MJW751→MJW851も電池寿命が伸びたと思ったら単に大きな電池にしただけでしたし(CR1620→CR2025)、受信感度も改善したように思えませんでした。

そこでひとまずセイコーALBAのV701ムーブメントのものを再登板しています。現行AABW149(V721)の御先祖様です。マルマンのチェーンは気に入っているので流用していますが(ALBAのチェーンは直径4cm超には細すぎます)、ウォッチポケットで使うにはもう少し小さい方がいいし、フタもない方が好き。

新しい懐中時計を物色し始めた折、シチズンからREGUNOブランドで電波懐中時計が発売されていました。KL7-914-11(銀)とKL7-922-31(金)です。しかし取説を読む限り、合わせ方がマルマンとそっくりだったので忘れることにしました。

ちなみに太陽電池充電のソーラーテックシリーズなのですが、腕時計より確実に光が当たらない懐中時計で果たして充分に充電できるのかどうか。

こうして電波時計から離れてみて、必要ではなかったかもしれないと思うようになりました。受信性能を高くでき、そもそも合わせるのが物理的に面倒な掛け時計は別ですが、今は携帯電話でどこでも好きな時に時刻合わせができるのです。

調整機能の実用性を喪失した上に不確実なら、電波時計は何のためにあるのでしょうか。私は腕時計のことはわかりませんから、あっちでは実用的かもしれませんが、受信の可不可を表示しにくいアナログ文字盤で使う気にはもうなりません。

そんなわけで、懐中時計には電波合わせを求めないことに決めた次第です。マルマンからはMJW1051という後継も出ているようですが...電池10年と謳っていましたが、やはりさらに大きくしたようで(CR2025→CR2032)。今気付きましたが月差30秒なんですねマルマンは。ムーブメントの元の性能が酷いです。

セイコーはALBA以外では影が薄いですが強いて言えばSAPB003あたり。今のところシチズンのACZ57-0466か、或いは同社EXCEEDブランドEBA74-2732に手を出すかで悩んでいるところです。

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