原因と結果

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結果には原因があるわけですが、よくわからない場合は原因を作ることがあります。カミサマなんてのもその一つでしょう。

※以下に述べることは特定の宗教を云々したいわけではありません

さて「原罪」という概念があります。人は生まれながらに罪を背負っている、とするものです。

親の罪を子も背負うというのは、関与していない加害者側の子孫なら同意はできませんが、被害者側なら考えてしまうものです。

でも、恐らくそういう話ではありません。宗教は基本的に救うため、赦すためにあるからです。

赦されない罪とは。人間が人間に対して犯したものではなさそうです。ではカミサマに対しての罪?

カミサマが出てくるなら、その結果は実在するのです。赦されない罪が実在するとはどういうことか。原因のない罪とは。

ひょっとして、人格障害(特に境界性)やアダルトチルドレン(AC)を解説する本によく出てくる感覚のことではないかと思うのです。

※境界性人格障害とACは異なる分類によるものなので同一ではありません

幼い頃に理不尽な暴力や叱責を受けていると、自分が自分であること自体に罪悪感を覚えるようになる、というものです。

最初に断り書きを入れたとはいえ中東発祥の特定宗教の話になってしまいましたから、アジアの話題も一つ。

辛らつな人に言わせるとその聖典は、自殺願望を持った王子が自己を納得させるために作った理論武装だ、となるそうな。

もちろん自殺願望も人格障害・ACに頻出の話題であり、こと家柄すなわち社会的プレッシャーも典型的な原因の一つです。

してみると洋の東西を問わず、二千年以上前から人間は家庭環境に悩んできたと言えるでしょう。

そういえば今日は母の日でしたね。

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