MP500清掃

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mp500ink.JPGいつの間にかやけに汚れていて、運搬中に壊してしまったかと思いきや、思い切って清掃してみたところ長年の蓄積によるものと判明しました。

最初はメーカー整備を考え、期間や費用を聞いてみようと電話したところ、2011年で受け付け終了したとの告知。でも取説にある範囲でですが手入れ方法を教わったりして、好感度が少し上がったりしました。

実家で亡くなったMP950の形見インクがまだまだあるので、買い換えは待ちたいところです。背面給紙がないキヤノン冬の時代ですし、そこで自力整備を決行した次第。

どうも廃インクを吸収体に誘導する部分が元々あまり良くないらしく、途中にこびり付きタール状になったものが筐体内側に沿って石筍のように積み上がり、ついに周りに飛び散るようになっていた、という状態です(写真は除去途中のもの)。

英語版サービスマニュアルがネット上に落ちているので、それに従って分解しましたが、本体メカを下筐体から取り外す記述がないような。ネジ4本だけなのですが、左奥側は電源ケーブルに隠れるような場所にあるので、長めの磁化ドライバー必須です。

組み立て時はスキャナ部を左右カバーで挟む部分で苦労しました。恐らくアームがある右側を先にすれば良いのでしょう。試行錯誤している間にフレキシブルケーブルを切断しかねないので、弱い方を先に仮固定すべきと考えます。

これで少しは寿命が延びたか、或いは生兵法整備で縮まったか。教訓としては、修理受付終了の頃にメーカー整備をすべき、ということでしょうか。BCI-7e/9e世代最後のMP970/610等は今年までですから、持っている人は今すぐ整備してもらいましょう。

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