D.I.Y.

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キッチンの水栓を交換しました。タカギのみず工房スリムからINAXのRJF-301に。

消耗品である浄水カートリッジがクレジットカード利用の直販のみでしかも、定期的に送られてくるというのが私には逆に許容できませんでした。意識から外れがちの場所でお金を使われるのが嫌いなのです。

内覧会の際、得意満面で「一般では販売していないんですよ」と言われたせいもあります。個人情報を預かるデリカシーぐらいは持ってもらいたいです。この時点で交換を決意してしまいました。

RJF-301は引っ越し前にクリナップブランドで使っていたものですから、使い慣れています。のっぺりしていて手入れもしやすいです。ビバホームの会員限定セールで通常価格より安く入手できました。TOTOも普通に売っていますが、今はトステムもINAXもLIXILグループなのですね。

みず工房は浄水でもシャワーが使えるのが売りですが、そのために切り替えが二箇所に分かれている(水道水/浄水と、直水/シャワー)のが使いづらい点でした。水仕事にあちこち触るようなマニアックな機能は必要ないのです。

つまり水栓のUIはシンプルであるべきもので、一つのレバーで実現できる上限が、INAXやTOTOなどの3通りだったという話になります。みず工房は4通りありきで設計されたのかもしれません。例えば果物を洗う場合、手で水が拡散されますから、実はそもそもシャワーである必要はないのですが。

他、形状が直線的なため、出っ張りの周辺を拭き残しやすく手入れに手間がかかったという側面もありました。また、これは外れ個体だったからかもしれませんが、どうもレバーが軽すぎるのか、微妙な流量調整がしにくいと感じられました。

kraan2.jpgさて、作業の上で引っかかったのがソケットです。固定リングを外してから、給水と給湯のソケットは黒い部分を回せば外れました。またシャワー下のソケットは、上にスライドさせれば外れました。

圧力がかかるパーツはあまり触れたことがなかったので、最初は外し方がわからずネットで聞いたりもしました。お答えくださった方、どうもありがとうございました。要するにあの貧弱な固定リングで止まるような動き方の金具なのですね。

シャワー下のはテープを剥がせばレンチを差し込めると気付かず、プライヤーで回してしまいましたが、概ね順調に作業ができました。

根本のナットは38mmです。立水栓取付レンチ(または立カラン締め)という専用工具が必要ですが、寝そべって下から作業すれば難しくはありませんでした。工具の使い道がもうありませんが(汗

付ける方は施工マニュアルが入っているので楽勝でした。上面施行なので本当に楽です。くどいぐらい増し締めについて書いてあるので、もちろんそこは遵守で。

メーカーは異なりますが、このマニュアルを参照する限り、みず工房の取り外しの際もまずシャワーを引き出し、ナットを通る配管を先に減らした状態で抜くのが良かったようです。ぎゅっとまとめれば辛うじて通りましたが。

自宅の設備へのD.I.Y.というのは、自分の家からブラックボックスが減っていくのが爽快です。一種の征服感でしょうか。というわけで再びINAXになりました。作業時間は1時間ほどでした。

P.S.
我が家の入居とほぼ同時期の質問が出ているのですが、ひょっとしてご近所さんでしょうかね。

P.P.S.
2リットルのペットボトルを洗った際、注ぎ口の高さの違いに気付きました。みず工房スリムは低くて洗いにくかったのですが、RJF-301では直立できます。感じとして引っ越し前とほぼ同等なので、シンクが浅いわけではないようです。

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