歴史が新しい擬似乱数アルゴリズムとしてXorshiftというものがあります。偏りもあるという話ですが、何しろ速い。シードに注意しつつ、乱数パディングぐらいには適任と思います。
さて、これがGPLだという噂があります。そもそもアルゴリズムに著作権は発生しませんが、サンプルコード流用の場合にどうなるか。
発表されたのは"Journal of Statistical Software"という雑誌で、この雑誌自体がCreative Commons Attribution 3.0 UnportedとGPLv2を明言しています。論文自体が前者、ソースコードが後者です。
他の論文ではソースコードがSupplementsとして別途ダウンロードできるのですが、Xorshiftの論文は記事自体しかありません。ソースコードは別途ASCIIファイルで提出せよ、と手順のところにありますので、記事中のソースコードは記事扱いと見るのが自然です。
また論文中のソースコードはとても短く、計算部分はわずか1行。元々GNUは短いソースコードへのGPL適用は「やめとけ」というスタンスですし、これだけ短いと同じアルゴリズムなら誰が書いても同じようなコードになるでしょう。
以上のことから、XorshiftがGPLというのは迷信だと考えます。ただCreative Commonsではあるので、文章として引用した際に原著作者を明記する必要はあります。
さて、これがGPLだという噂があります。そもそもアルゴリズムに著作権は発生しませんが、サンプルコード流用の場合にどうなるか。
発表されたのは"Journal of Statistical Software"という雑誌で、この雑誌自体がCreative Commons Attribution 3.0 UnportedとGPLv2を明言しています。論文自体が前者、ソースコードが後者です。
他の論文ではソースコードがSupplementsとして別途ダウンロードできるのですが、Xorshiftの論文は記事自体しかありません。ソースコードは別途ASCIIファイルで提出せよ、と手順のところにありますので、記事中のソースコードは記事扱いと見るのが自然です。
また論文中のソースコードはとても短く、計算部分はわずか1行。元々GNUは短いソースコードへのGPL適用は「やめとけ」というスタンスですし、これだけ短いと同じアルゴリズムなら誰が書いても同じようなコードになるでしょう。
以上のことから、XorshiftがGPLというのは迷信だと考えます。ただCreative Commonsではあるので、文章として引用した際に原著作者を明記する必要はあります。
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