R.I.P. Steve Jobs

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現職で仕事としてMacBookを使い始めるまで、その後個人でiPodやiPhoneを使い始めるまで、Apple文化を傍目にしか見ていなかったので、今でいうClassic Macの時代の話は直接の経験がほとんどありません。

ですのでMac OS X以降しかわかりませんが、UIへの執念は常に意識させられてきました。オシャレさという外側のAppleにはあまり関心がありませんでしたが、内側のAppleが目指している道は、人間のためのUIの、最先端を示す一つの形であり続けています。

AppleのUIが見た目だけでなく時間軸も織り込んだものだと教えられたのは、2008年のWWDCに参加した時でした。まだCocoaの知識も皆無でしたが、この頃からApple文化というものを意識するようになりました。

そのAppleの創業者の一人、今では魔法使いウォズを差し置いて最大のカリスマとして君臨してきたスティーブ・ジョブズ氏が亡くなりました。

いくつかのニュースサイトが少し前から業績を振り返る記事を書いていましたが、縁起でもないと思いつつも、近いのかなと心の片隅で感じていました。

メディア露出に積極的なあのジョブズ氏が、引退の時に会見の一つも開か(け)なかったというのが、全てを表していたでしょうか。壇上でティム・クック氏と握手でもして、世代交代のセレモニーでも開くのが想像に難くなかったのですが。

CEOを引退してひと月半、享年56。早すぎますが、常人に万倍する業績を挙げたと確信します。願わくばAppleが今後もあんなAppleであり続けますように。

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