遠回り

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郊外での車生活は何か忙しいので、電車にひたすら乗りたくなりました。

多摩センターに行く機会があり、行きはもちろん新宿経由ですが、帰りに長旅に挑戦。
京王多摩センター~橋本~八王子~高麗川~寄居~羽生~花崎というルート。八高線と秩父線に乗るのは初めてだと思います。

17:53京王多摩センター発で18:04橋本着。18:10橋本発で18:21八王子着。18:22の八高線川越行きにもちろん間に合わず、引き返そうかと思いましたが、順調なら帰り着けそうなので強行。
※羽生駅に着くまで伊勢崎線の終電は把握していませんでした

八王子発18:42の拝島行きで18:54に着。19:09の箱根ヶ崎行きに乗らず、19:21の川越行きで高麗川に向かったのですが、拝島は大きな駅でした。昔、アマチュア無線をやっていた頃に、よく聞こえてきた局が拝島の方だった程度の接点しかありませんでしたが、青梅線の中核駅の一つでもあるそうで、いわゆる駅ナカも充実していました。ここで軽く食事。

八王子~高麗川は電化されており、川越線直通もあるので、見た目は何の変哲もありません。しかし川越行きを逃すと運行区間がぶつ切りになるため、なかなか進めませんでした。これが本当の郊外の不便さか...と実感(実際は八王子発だと川越行きが最も多いので、今回は巡り合わせの問題)。改めて時刻表を眺めると、19:02の川越行きに乗れば済んだのですが、おかげで拝島駅を見ることができました。

19:48高麗川着、19:53発の高崎行きと、ここでの接続は良好でした。高麗川~寄居はディーゼルで、バスのような車両も、排気ガスで中が少し臭うのも定番です。高崎行きという長い区間を走る便でしたが、単線ゆえの時間待ちが長く多く、やはりゆっくりと進んでいきました。

20:41に寄居着。秩父本線が同時刻で行ってしまうので、30分以上の待ち。接続ぐらい考慮してもいいような気がしないことも。ヲキという石灰石を積んだ車両が通り過ぎていきました。

寄居駅で秩父本線の路線図を見るにつけ、埼玉に住むようになって車で行った西限(花園IC)よりも遠くに来ていると知り、驚きました。全く行き当たりばったりです。

そして21:14の羽生行き。小さい頃に乗った小田急線にそっくりでした。扇風機も懐かしいですね。1000形だとすると国鉄101形ベースだそうで、年代的に小田急多摩線に残っていた2200形や2400形と同世代になります。

22:27に羽生着。ここで秩父本線がJRではなく、かつPASMOが使えない区間だったことを知り、橋本からの現金精算。百戦錬磨の駅員さんも金額を調べるのに手間取っていました。普通はこんなバカな乗り方しませんよね...。

伊勢崎線は花崎より先に行ったことがなかったので、羽生で降りるのは初めてです。羽生駅はやけに大きく、周囲も綺麗に整備されていました。車でならよく行くイオンモール羽生の送迎バスも見えました。
秩父方面の電車の観光客は、南からなら西武秩父線ですが、北からはこの羽生で秩父本線に乗り換えるのでしょうから、ここは一つの起点になるのですね。

伊勢崎線は22:45の上り最終で22:57花崎着。実に5時間の長旅となりましたが、馴染みのない地名を次々と耳にする新鮮な体験でした。

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