ダークナイト

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darkknight.jpgIMAXでの再上映ということで、見逃した「ダークナイト」を109シネマズ菖蒲で見てきました。

韓国の出番は密輸業者ですか(苦笑

ティム・バートン監督の89年版しかまだ見ていないので、私の中ではジョーカー作品だけを続けて見たことになります。ジャック・ニコルソンのジョーカーはコミカル寄りのキ○ガイでしたが、ヒース・レジャーは陰惨なキチ○イになっています。笑い声もそれほど出しておらず、そこを楽しみたければジャック・ニコルソンを見る他ないようです。

ウェイン・エンタープライズのフォックス社長がモーガン・フリーマンなんですね。バットマンの正体に気付いてしまった弁護士リースとのやり取りがとても素敵で、相変わらず笑顔に味があります。

何やらコイントスが目に付くと思ったら、トゥーフェイスその人がいるじゃないですか。名前で気付くべきなんでしょうけど、終盤のもう一つの焦点は彼になっています。

ストーリーはとてもとてもとてもダウナーで、時間軸的に原作がこれより先に続いているのが信じられないぐらいです。人もよく死ぬことで...そうでなければトゥーフェイスみたいなのは誕生しませんか。

バットポッドとジョーカーのチキンレースが、恐らく最大のポイントなのでしょう。己の狂気を自覚しているジョーカーが、行き着く果てに何を望んでいるのか。単純な、純粋な、ある意味で幼稚なものなのかもしれません。
そしてどこまで行っても彼を殺せないバットマン。行動は正義でも、排除にまで至れないその理由は、どうにも正義と別のものにも思えます。その歯止めは自発的なものなのか、頭の中にある誰かの声なのか。

「バットマン・ビギンズ」と今作と、コアなファンには歓迎されているとのことですが、マニア受けの要素が強いですね。大衆作品として定着しているアメリカなら大ヒットになるのでしょうが、キャラクターしか知らない人が多い日本では、伸びないのも仕方ないかもしれません。
ダークヒーローだと知っているのなら、間違いなく必見の作品なのですが。

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