2024年11月アーカイブ

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兄が急死してしまいました。妻と子供が残されてしまいました。

正直、実感が湧きません。対面して涙が出た程度の情緒は持ち合わせていましたが。
私が二十歳になったぐらいから別居していました。あれが独り立ちだったのかどうか、よくわかりません。親とはある程度の連絡を取っていたようですが、私には遠い人になっていました。

棺に子供らの手で収められた副葬品の中に、私もかなり好きな比較的最近の漫画が1冊含まれていました。それが成人してから、或は今までで一番結びつきを感じた瞬間だったでしょうか。

私の中で薄らいでいた兄弟というものは、そのまま消えてしまいました。
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