1998.12.03
| ◆ | CD-R編 |
| Q: | 「トラックアットワンス」とは何? |
| A: | 略語は「TAO」。
各トラックの書き込み後にレーザーを切り、新しいトラックを書き込むときにレーザーが働き出して書き込む方法です。 トラック間にランイン/ランアウトブロックが書き込まれます。 データの追記を行うことを前提としている場合には、この方式を使用します。 |
| Q: | 「ディスクアットワンス」とは何? |
| A: | 略語は「DAO」。
書き込むときにトラック間でレーザーを途切らせずに書き込む方式です。 主にデータCDや音楽CDのプレマスタディスクを作成する場合に使用します。 DAO書き込みはランイン/ランアウトブロックを書き込みませんので、強制的にCDはクローズされ、追記はできません。 また、音楽CD作成時にはトラック間のギャップ(無音領域)をなくすことができます。 |
| Q: | 添付されていたのと違うライティングソフトを購入したのですが、使用できません。
CD-Rドライブのファームをバージョンアップすると使用できますか? |
| A: | できません。
ドライブのファームウェアというのは、ドライブそのものの制御をするプログラムです。 ライティングソフトにおけるCD-Rドライブの対応というのはドライブ側でするのではなく、ライティングソフト側が、目的とするドライブに対応する必要があります。 基本的にはドライブのファームとライティングソフトは無関係です。 |
| Q: | WindowsモデルのCD-R装置を持っていますが、Macintoshで使用したいと考えております。
使用できますか? |
| A: | できます。
弊社の製品はWindowsモデルとMacintoshモデルでのハード的な違いはありません。 添付しているソフトウェアの違いだけなので、Macintosh用で、目的のドライブに対応しているライティングソフトウェアを購入していただければ、Macintoshでもご使用いただけます。 |
| Q: | DirectCDを無くしてしまいました。 |
| A: | 残念ですが、DirectCDは単体販売は行われておりません。 「CD-Rドライブ1台につきDirectCD1つ」と決まっているため、紛失などによる場合でもおわけすることはできません。 紛失・破損しないようにバックアップをとって、大切に保管してください。 |
| Q: | 縦置きは可能ですか? |
| A: | メディアを押さえる「ツメ」がトレーに装備されているものについては可能ですが、読み込み時のみに限ります。
書き込み時の縦置きは保証外の使い方です。 |
| Q: | CD-Rのドライバを無くしてしまいました。どこでダウンロードできますか? |
| A: | ライティングソフトのことを、よくドライバと表現されますが、読んで字のごとく「ライティングソフト」です。
フリーソフトウェアではありませんので、紛失した場合は御購入ください。 |
| Q: | ライティングソフトの「マイナーバージョンアップ」と「メジャーバージョンアップ」はどう違うのですか? |
| A: | マイナーバージョンアップは、いわゆるただのバージョンアップです。
大きな機能変更は無く、対応機種を増やしたり、特定の不具合の対処であったりします。 ほとんどの場合において、ダウンロードすることにより無償でバージョンアップできます。 一方、メジャーバージョンアップは大きな機能変更や追加、レイアウトの変更などまったく別のソフトとして捉えられる仕上がりになることをいいます。 下位バージョンからのバージョンアップはほとんどの場合において有償です。 マイナーとメジャーの区別は往々にしてバージョン表記の1桁目で判断できます。 例えば |
| 「1.00 → 1.03」 や「1.00 → 1.10」はマイナーバージョンアップ、 | |
| 「1.00 → 2.00」 や「1.10 → 2.01」などはメジャーバージョンアップとなります。 | |
| Q: | 種類の違うCD-Rを2台接続しているのですが、DirectCDが片方のドライブを認識してくれません。 |
| A: | DirectCDは基本的に添付してあったドライブにしか対応しておりません。
複数種のCD-Rを接続した場合にはインストールしたDirectCDに対応したドライブしか認識されません。 DirectCDのバージョンが新しいからといっても、これは変わりません。 |
| Q: | CDのコピーをしたのですが、一部のCDだけうまくできません。 |
| A: | すべてのCDのコピーができるものではありません。
CD生産時に意図的にコピーできないように作ってあるものや、UNIXCDのように、512バイトセクタで作られているものはコピーはできません。 また仮にコピーの方法があったとしても、著作権に関わることがありますので、当社ではお応えしかねます。 |
| Q: | CD-Rドライブのバッファサイズは大きい方が失敗しないのでしょうか? |
| A: | 書き込みの失敗率との直接的な関係はありません。
バッファが大きくても、失敗するものは失敗します。 書き込み元のHDDからデータを読み込むとき、HDDのシークなどで大きくデータの転送が遅れた場合にだけ、有利になります。 常日頃からSpeedDiskやDefragなどでデータの最適化が行われているのであれば大きな影響はありません。 |
| Q: | 推奨メディア以外のCD-Rメディアは使えないのでしょうか? |
| A: | あくまで推奨です。
8倍速書き込みは別として、4倍速までなら他のブランクメディアも使うことができます。 よっぽど粗悪なものか、たまたまメディアの不良でない限りは使えると思っていいくらいです。 推奨しているメディアは、弊社で何度もテストし確認したものや、ドライブのメーカーさんが推奨しているものが基本です。 |
| Q: | ドライブのファームが掲載されていますが、更新したほうがいいのでしょうか? |
| A: | ドライブのファームが更新される理由には、機能やパフォーマンスの向上や一部の環境における不具合を修正する場合に行われます。
現在使用している環境で問題が無い場合には、更新する必要はありません。 ファームが新しくなったからといって、すぐに更新するのは逆にトラブルの元になります。 |

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